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社員150人くらいのベンチャーの経理ってどんな感じなの?

こんにちは。モノグサ経理担当です。モノグサでは、「モノグサがどんな会社なのか」を知ってもらうべく、コーポレートもどんどん発信していく取り組みをしております。従業員数150人くらいの規模のベンチャーの経理が一体どんな風に経理をしているのか赤裸々にお話できればと思います。


まずはシステムから

私がもし、同じくらいの規模の会社の経理の方とお話ができる機会があればぜひ聞いてみたいことは、「ねぇ会計システム何使ってる?便利なサービスがあったら教えてよ!」ということなので、きっと同じように感じている方もいらっしゃるかもと思い、一番最初にモノグサで使っている会計システムや便利な経理サービスについてお話ししようと思います。

会計システム

モノグサの会計システムはfreeeを使っています。これから会計システムはどれを使おうか悩んでいらっしゃる方、freeeを使っているけど他社がどんな風に使っているか知りたい、今使っている会計システムが最適解かわからない方の参考になれば嬉しいです。

freeeの便利なところ

クラウド型の会計システムだと、人気なのは数社あるかと思いますが、経理の一担当としてはいくつか使ってみてfreeeが一番使いやすいなと思います。freeeは簿記の知識が必要だった会計帳簿記帳を極限まで知識がなくても使えるようにしている点がまず痺れます。初心者や会計が詳しくない人でも、感覚的な操作でも正しく計上されていきます。また、複数の機能を追加購入することで(人事労務や立替精算等)、経理業務の効率化をすることができます。他のシステムとのAPI連携もどんなものでもできるんではないかというくらい、組み合わせが可能です(開発がいりますが)。

freeeで使えるアプリも大変便利ですし、入金消込もfreeeであればほとんど自動化が可能だし、大量の振込処理もfreeeならデータのダウンロードやAPI連携で簡単に支払が完了します。大抵の画面も見やすく、混乱することがあまりありません。マニュアルも全ての動作に対してわかりやすく存在するので、困ったときに自分ですぐ解決します。電子帳簿保存法の対応の時もインボイス制度導入の時も早くから開発が進み、事前にセミナー等も定期的に実施し、万全・安心の状態で開発を進めてくれました。もし自社開発のシステムだったら、全部自分たちで調べて対応しないといけなかったのかなと思うと恐ろしいです...。少し興奮してしまいましたが、とにかくfreeeはすごいのです。時々、なんでなの?と思うこともありますが、freeeだったらいつかちゃんと機能開発してくれるという信頼があります。

freeeをどう使っているか

赤裸々になので、今後こまかーくお話したいと思いますが、今回は全体の概要から簡単にお話できればと思います。

API連携
クレジットカードや銀行口座、自社システム、バクラクとAPI連携して自動で処理をしています。

支払申請機能
こちらは以前使ってみたのですが、どうしても使いづらく、うまくいかなかったので現在は使用していません。バクラクという別のサービスを利用して支払申請〜請求書の未払計上までを行っています。

ファイルボックス
請求書がメールで届いたらそのままファイルボックスに転送されるようにGASを組んでファイルボックスを確認すればそこからそのまま取引登録(計上)ができるようにしていた時期もありましたが、現在はバクラクからAPI連携で請求書と取引を飛ばしているので、ファイルボックスは使用していません。そのうち作成したGASについても共有できればと思います。

取引登録
基本的に全ての情報をAPI連携しているので、仕訳の起票は振替伝票以外にはありません。カードはUPSIDERを利用していて、そちらの画面から取引登録ができるし、支払請求書情報はバクラクから飛ぶので、基本的には自動で経理からは紐づけのみを行っています。
一部UPSIDER以外のカードについては自動で経理から取引登録を行うこともあります。

立替精算
freeeのプランが代わり、立替精算のみのユーザーは課金されなくなったので、今まで立替精算用に使用していたサービスを辞めて、freeeに切り替えを行っています。やはり会計連携が大変楽で、部門の設定等もスムーズです。また使用感については細かくお伝えできればと思います。

請求書の発行
自社販売管理システムとAPI連携をしており、販売管理システム上から自動で発行ができます。管理画面で手打ちはせず、全て自動で作成しています。※このAPI連携機能は開発しました。

入金消込
現在まだ設定が完了していないのですが、モノグサではGMOあおぞらネット銀行の振込入金口座を使っているので、全ての顧客の口座が異なります。freeeでは入金時の自動消込を設定できるので(CSVで設定を一括取り込みが可能)、その設定を利用して自動で消込を行いたいと思います。こちらの取り組みもまた共有できればと思います。

振替伝票のExcelインポート
複雑な仕訳は振替伝票で手で打つのではなく、Excelで取り込みFMTを作成して取り込んでいます。

固定資産台帳
こちらもCSVインポートができます。色々とプランによって使える機能に制限が合ったりするのですが、とても使いやすく、スムーズな登録ができます。

freeeのアプリストアから便利なアプリを使用。
freeeにはとてもたくさんアプリがあります。

その中でもモノグサでは前受/前払入力アプリはとても便利なので毎月使っています。今度の決算では決算サポートアプリを使ってミスなどの検知ができればと思っています。お困りのことがあれば、検索してみたらきっと便利な機能が見つかると思います。

会計システム以外

法人クレジットカードはUPSIDER

あまりにも便利過ぎて、複数の会社さんに紹介しています。ここまでユーザーの苦労、経理の苦労に寄り添ってシステム開発をしてくれるサービスはないんではなかろうかと思うほどに便利です。freee, バクラク, paild…いろんな便利な法人カードがありますが、今のところ感動の使いやすさで、UPSIDERがダントツだと思います。ここもどんな風に便利なのか、どんな使い方ができるのかは詳しくまたの機会でお伝えしたいと思います。

バクラク

申請・経費精算のサービスと、請求書受取・仕訳のサービスを使っています。freeeの支払申請を使用しようとしてみましたが、バクラクの方が圧倒的に使いやすかったので、コストをかけてもこちらの方が良いなと思い、バクラクを利用しています。便利な点は請求書が見やすい、未処理、処理中、処理済みのステータス管理がしやすい、freeeへ連携しやすい、過去の取引を記憶していて、次回の処理の際に同じ仕訳などを出してくれる...等。そう動いてくれるよね?と思う通りの、何の違和感もない挙動をしてくれるので、不満がありません。1度使い始めるとバクラクを手放せなくなってしまいました。

ネットバンク

メガバンク以外でネット銀行は1つは持っておくととても便利だと思うのですが、モノグサではGMOあおぞらネット銀行を使用しています。個人的に法人口座のネットバンクは、楽天銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行は全て使ったことがありますが、総合点ではGMOあおぞらネット銀行が今のところは一番便利に感じています。(特に海外への送金がある会社は便利です)ここの細かい使用感もまたの機会にレビューができればと思っています。

そんな感じでしょうか。
次回はそれぞれのサービスがどんなふうに使えて、どう便利なのかについて詳しくお伝えしていければと思っています!
読んでくださってありがとうございます♪