【INTERVIEW / HR】労務の力で働きやすい環境を整える!未経験から目指すスペシャリストへの道
2020年10月、HRのポジションで入社された鈴木さん。
これまでのキャリアや、現在のモノグサでの業務について、詳しくお話しいただきました。
違和感を見過ごさず、ひたむきに行動を続ける
――モノグサに入社するまでの経緯について教えてください。
鈴木:もともとはネイリストをしていました。
ネイルの仕事にやりがいがある反面、今後のキャリアには悩んでいました。その時ちょうどコーポレート職のアシスタントとして機会を頂いたのがモノグサです。
最初は派遣社員として関わり始めましたが、働いていく中で次第に自分の役割や目指していきたいことが明確になっていきました。そして労務のポジションでモノグサに入社することを決めました。
――ネイリストのキャリアもお持ちなのですね。なぜネイリストになろうと思われたのでしょうか?
鈴木:「誰かに何かを提供したい、それが自分の得意なことならなおさら良いな」という気持ちが漠然とありました。
もともと細かい作業やイラストを描くのが好きだったこともあり、自分が楽しんで働けるうえに、手に職もつけられそうだなと単純な理由で思いついたのがネイルでした(笑)
きっかけはシンプルだったものの、営業後の練習や検定取得など、稼働している時間はほぼネイルに費やしていたなと思います。
今振り返っても、当時はとても楽しかったです。
――その後、転職されてモノグサと出会うのですね。
鈴木:はい、先述したとおりですが、最初はコーポレート職のアシスタントとして派遣会社経由で入社しました。総務や人事周りの事務を経て、最終的に労務へとポジションが寄っていきました。
より専門性を高めるキャリアへ
――モノグサ組織の拡大に伴って、鈴木さんの業務内容はどのように変化しましたか?
鈴木:モノグサでは、派遣社員でもある程度の裁量を持って仕事を任せてもらえる環境でしたが、社員でない立場ゆえに、どこまで深く関与すべきか迷う(会社側も遠慮していた)場面もありました。
社員になってからは、主体的に問題の本質を見極め、解決に向けて取り組むことが増え、そういった点で大きな変化を実感しています。
また、組織が大きくなったことによる、労務の業務範囲や対応量も大きく拡大していると感じます。
――契約満了後、他社への転職も選択肢にあったかと思いますが、モノグサで働こうと思った理由は何だったのでしょうか?
鈴木:ひとつは、モノグサで働くメンバーが好きだったことです。これからも労務としてモノグサを支えていく立場でいたいという思いがありました。
ふたつめは、モノグサでの経験が労務というキャリアを目指すきっかけとなったことです。
私が派遣で入社した当時は15名ほどでしたが、そこから100名に差しかかるフェーズを体験する中で、まだ未完成である労務の領域に携わりたいと思うようになりました。
同じチームのマネージャーやメンバーが手厚くサポートしてくださったおかげもあり、何より「労務のキャリアを伸ばす機会に恵まれた」ということが、自分を後押ししていたように思います。
――現在担当されている労務業務について、具体的に教えてください。
鈴木:人事労務周りのフロー改善を主に担当しています。
これまで業務が属人化しており、各対応事項の管理場所もバラバラでかなり工数が多いものになっていました。書類の作成や問い合わせだけで1日が終わってしまうこともあったくらいです。その中で、入退社周り、書類等の申請周りなど、他部署のメンバーと一番かかわることの多い業務から改善に取り組みました。
組織の成長に伴い、労務への質問や新しい対応事項が日々増加する中、効率的な業務フローを構築することに努めています。
また、新しい取り組みにも挑戦させていただける環境なので、勤怠システムの導入や厚労省の認定制度などの取得にも取り組んでいます。
――どんなところにやりがいを感じますか?
鈴木:労務はコツコツした作業が多い業務でもありますが、組織と働く人を守る重要なポジションだと認識しています。労務を通して従業員の体験を良くできることや、モノグサのメンバーが安心して働ける環境をつくれることはやりがいに繋がっています。
また、未経験からこの仕事をスタートしたこともあり、毎年新たな課題に直面するたび、それが自分自身の成長につながり、楽しみながら働けていると感じています。
マニュアル化やプロセス改善に取り組む
――現在、課題に感じていることはありますか?
鈴木:組織の成長とともに、改善や対応が必要な業務がますます増えていると感じています。
その中で、これまでのようにルーチン作業だけに時間を取られてしまっていると、他の重要な業務に手が回らなくなる、というところを課題に感じています。
現在は労務メンバー2名でお互いに改善案を出し合いながら、日々の業務の効率化と改善に取り組んでいます。
――今後、労務として取り組みたいことはありますか?
鈴木:「モノグサ10年計画(全従業員が10年間モノグサにいようと思える仕組設計)」をHRで掲げているので、長期的な貢献を労務として残せて行けたらいいなと思っています。
現在は目の前の業務改善を最優先で行っていることもあり、長期を視野にいれた施策の取り組みはこれからですが、認定制度の取得など、他社からみてもモノグサで働きたいと思ってもらえる組織になったらいいなと思っています。
――最後になりますが、鈴木さんが考える労務とは何か?ぜひ教えてください。
鈴木:労務は、単なる業務の管理や手続き以上に、組織と人を築くベースを作っていける役割だと感じています。会社が実現したいことのために、モノグサの労務として何ができるのか、何をしてきたのか、なかなか表には立たない労務ですがいつかその取り組みを社内外に自信をもって発信していけたらいいなと思っています。
モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!