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【INTERVIEW / CS】児童生徒×先生×モノグサで、“ハッピーの総量”を増やしたい!

2023年7月に入社し、カスタマーサクセス(以下、CS)のポジションで活躍する神本さん。これまでのキャリアから、モノグサでの働きがいや、今後の目標について詳しくお話しいただきました。


勉強の楽しさとつらさを教えてくれた親友の存在

――モノグサ入社前の経歴について教えてください。

神本:大学では、政策学部に所属していました。過疎地域に宿泊して土地の新しい魅力を発掘したり、その魅力を広げる活動をしていました。この経験から、まだ知られていない土地の魅力を伝えたい、まだ発掘されていない場所を旅行を通して多くの人に伝え、笑顔にしたい、と思うようになり、大学卒業後は株式会社JTBに入社しました。

JTBでは、カウンター営業として4年間働きました。とても楽しいお仕事でしたが、更なる自分自身の成長を目指して挑戦したいと思い、プラットフォームを運営しているSaaS企業に転職を決意しました。

会社の規模としては40名程度の時期に入社したため、業務の幅も広く、セールスを1年、CSを半年、社内のマニュアル作成・サポートの立ち上げ・業務改善やプロジェクトの企画を1年半担当しました。1社目の環境では一定用意されたマニュアルがあり、それを身につけることでお客様にも満足いただけるご案内を行うことができましたが、新しい環境では「正解はなにか」をゼロから自分で考え、実現に向けた道筋を組み立てる必要がありました。大変に感じることも多くありましたが、自分にはこの経験こそ必要だと感じていたので、修行をするつもりでこの会社へ入社しました。

――その後、なぜモノグサへの転職をお考えになったのでしょうか?

神本:この3年間はすごく大切な経験になりましたが、それぞれの業務すべてにおいて「誰にも負けないスキルを持って働くことができていたのか?」と自分を客観視すると、そうではなかったと思う気持ちがありました。

さまざまな業務を経験できたので、次は「自分の強みはこれだ」と思えるものを作りたいと考えて、顧客と深く関わることで、顧客にとっての価値を生み出せるような力をつけるためにCSへ転職しようと思いました。

これまでの人生では、自分自身が成果を残すよりも、後輩が成果を出して成長する姿を見る方が嬉しいし、好きだなと感じることが多くありました。
特に、“誰かのためになりたい”という想いは、小学校時代に所属していたマーチングバンドでの経験から醸成されていったのだと思います。

マーチングバンドは4分間の演奏とそれに合わせて200歩程の自分の立ち位置を憶え、バンド全体で曲想に合った形を作っていきます。1歩でも立ち位置を間違えると綺麗な形を崩してしまう原因になってしまう競技です。そのため毎日体育館で遅くまで残り、先輩に練習に付き添ってもらい、先輩の立場になった際には、後輩たちのフォローをしていました。結果的に全国大会に出場することができ、努力した先に結果が残ること、自分一人でできないことも誰かと協力することでできるようになるということを学びました。

こういった経験から私は、自分の力で誰かの人生をいい方向へ導くお手伝いができることに嬉しさを感じるタイプだと思ったので、この想いを大切にしていきたいと考えていました。

モノグサのことは、キャリアアドバイザーの方がこれまでの私の経験や想いから、すごく合うと思うと紹介してくださったことがきっかけで知りました。同時に、モノグサのサービスを知ったとき、中学3年生の自分のことを思い出しました。 

――神本さんがモノグサをきっかけに思い出された学生時代のお話、ぜひ聞かせてください。

神本:振り返ると、私はすごく真面目で努力はしているけれど、努力の方向性を間違えていた学生だったように思います。塾でもずっと下のクラスにいることがほとんどでした。 そんな中で、私には県内で一番の学校に入るほど学力の高い親友がいたのですが、その親友が私に勉強の楽しさや辛さを教えてくれたんです。

彼女が私のことを引っ張ってくれたおかげで、志望していた高校にも入学でき、見える世界が変わりましたし、その後の人生が大きく変わるきっかけになったと感じます。

高いレベルに身を置くことでスキルアップに挑む

――モノグサの選考を受ける中で、印象に残っていることはありますか?

神本:最終面接でのモノグサCEO・竹内さんのお話が、印象に残っています。「モノグサがやっていることは本当に難しくチャレンジングなことだと思う。みんなも頑張っているし、頑張らないといけないところだ。」と率直に想いを伝えてくださいました。「もしその想いに共感してもらえるなら入社してほしい」と言われたときに、覚悟が決まりました。

一度覚悟は決まったものの、実はそのあとに迷いが出てきました。もう一つ内定をいただいたのが大阪の会社だったので、年齢的にも実家へ帰るなら今だという考えが浮かび、どちらで頑張ろうかと食事が喉を通らないほど迷いました。

この悩みを人事の大倉さんにもご相談しました。大倉さんとお話をする中で、私自身がもっと頑張れる人でいたいと改めて思えたことが、最後の決め手でした。また、同じ世代の人たちが楽しそうに一生懸命に働いている環境に身を置くことは、私の成長にとってもいい影響を与えてくれるのではないかと感じました。モノグサへ内定承諾のお電話をした時のことは今でもはっきりと憶えています。

――現在のモノグサでの業務についても、詳しく教えてください。

神本:CSとして、関西の学校を中心にMonoxerの運用支援を担当しています。入社当初から、自分のレベルよりも高いレベルが要求される環境にいると思っているので日々大変なことも多いですが、社内の方々がいつもフォローしてくださるので感謝しています。

それぞれの学校によって、児童生徒の特徴や先生の教育に対する考えが違います。そのため、Monoxerという一つのプロダクトを運用する場合でも、すべての要望に当てはまる絶対的な運用の正攻法がない部分に向き合っていくことは、CSとしての難しさでもありますね。逆に言うと、いろいろな運用の成功パターンが生まれることでもあるので、うまくいった取り組みを成功事例として増やせることに喜びを感じます。

限られた時間の中で先生方がやりたいこととMonoxerでできることを一緒に整理して、協力して児童生徒にとって良い学習機会を作り上げていきたいです。

――CS業務のやりがいについても、教えてください。

神本:先生や児童生徒からのお声が、やりがいに繋がっています。先日、昨年度Monoxerの活用があまり進まなかった学校と、新年度の取り組みについて作戦会議をしました。これまでは、私から先生にご連絡することが多かったのですが、先生の方から「神本さん、こんな結果が出ましたよ!」とメールが届いたんです。良い結果が出たことももちろん嬉しかったのですが、先生が報告したいと思って私にメールを送ってくださったことが、何よりも嬉しかったです。

児童生徒にとっては、Monoxerがあったから「成績が上がった」や「資格試験に合格できた」みたいに何かに挑戦するきっかけの一つになれたらいいなと思っています。

“ハッピーの総量”を増やしたい

――モノグサのCSとして、これからどんなことを実現したいとお考えでしょうか?

神本: 誰か一人だけではなく、児童生徒・先生・モノグサの三者が良い状態でいられることが大切だと考えています。そうすることで、三者の“ハッピーの総量”が増えると思うんです。私の取り組みでは、その三者を結ぶ三角形がまだ小さいので、チームのマネージャーが実現されているような大きな三角形を作れるようになって、ハッピーの総量を増やしていきたいです。

――今後モノグサで挑戦していきたいことを教えてください。

神本:Monoxerで先生同士が繋がれるようなきっかけを作りたいです。
実現できるかまったくわかりませんが、Monoxerを使っているユーザー同士のコミュニティがあったらいいなと思っています。Monoxerを使っている全国の人たちの中で、自分の学習順位がわかったり、学校という枠を越えて同世代でのMonoxerユーザーの繋がりを作ることができれば、学習のモチベーションが上がるかもしれません。そういった、Monoxerの新しい価値を作っていきたいです。 

――最後になりますが、モノグサに限らず、神本さんが今後どのようなキャリアを歩んでいきたいかお聞かせください。

神本:高校生の時から変わっていないのですが“かわいいけれど、仕事を頑張っているお母さん”になりたいです。家族がチームだと思っているので、働く私の姿を見て、子どもが仕事を頑張っててかっこいいと思ってくれたら嬉しいですね。

CSチームをはじめ全社的に、育休を取得したり、子育てと仕事の両方を頑張っている方が性別関係なくいらっしゃいます。そういった先輩たちの姿を見て、私はこういう風になりたいんだと改めて思いました。なりたい姿を目指して、まずは今自分の足りていないものを身につける努力をしていきます。

モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!