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【INTERVIEW / SWE】入社の決め手はボードゲーム!?未経験からモノグサのエンジニアへ

2022年8月にモノグサに入社し、エンジニアとして活躍する白崎さん。モノグサに入社するまでのキャリアや転職を決めた経緯、モノグサでの働きがい、大切にしている考え方などを詳しくお話いただきました。


競技プログラミングをきっかけに、未経験のエンジニア職へ

――エンジニアとして勤務するのはモノグサが初とお聞きしました。モノグサ入社前のキャリアについて教えてください。

白崎:社会人になってからしばらくは関西を渡り歩いて自由に暮らしていたのですが、大手家電量販店から声を掛けられたのがきっかけで、パソコン周りの技術的なサポートの仕事を長く経験することになりました。

顧客のパソコンの設定やトラブル対応を行うために外回りをするほか、そのお店では自作パソコンも取り扱っていたので、パーツの選定や故障などの相談に応じたりもしていました。

その後、10年ほど前に関東の会社で事務職の仕事をするようになりました。その会社は事務員が2,3名の中小企業だったので、できることは何でもやるといった感じでした。その企業では、アナログで時間のかかる仕事のやり方をしていたので、マクロを組んだりデータベース化したりしながら、業務効率化にも積極的に取り組んでいました。

――専門的な知識を活かしてお仕事をされていたのですね。元々、パソコンに関しては詳しかったのでしょうか?

白崎:パソコンは、子供の頃から好きだったんです。触りはじめた頃は、現在のパソコンとは違い電源を入れてもBASICが起動するだけのもので、黒い画面にキーボードで何かプログラムを書かなければ動かせないものでした。

当時はゲームのプログラムが掲載されているパソコン雑誌も発行されていたので、よく自分でプログラムを打ち込んで遊んだりもしていました。

そのような環境があったことも、パソコンやプログラミングの知識を身に付ける上で影響していたのかもしれません。

――モノグサに出会ったきっかけと、入社した経緯を教えてください。

白崎:趣味として取り組んでいた競技プログラミングで、ある時モノグサがスポンサーをしていた大会があったんです。その大会に参加したところ、モノグサからオファーをいただいたことがきっかけとなりました。

最初にモノグサでカジュアル面談を受けた時は、私の経歴を考慮するとCS(カスタマーサクセス)という選択肢も適していると紹介していただきました。しかし対人折衝系の業務についてはこれまで十分に経験してきたこともあり、せっかくならば新たな挑戦をしてみたいと思いました。そしてエンジニアとして選考を受け、入社させていただくこととなりました。

――エンジニアとしては業務未経験の状態から、選考を通過されたのですね。知識に関しては独学で身に付けられたのでしょうか?

白崎:はい。最初はプログラミングも完全に趣味で取り組んでいました。しかし独学で勉強しているうちに、何となく自分の実力がどの程度か知りたいと思って、転職サービスが提供しているコードテストを受けるようになったんです。

その中でどうしてもわからないアルゴリズムの問題があり、それについて調べているとたまたま競技プログラミングに出会いました。そこから競技プログラミングを続けていたことで、結果的にモノグサでの転職へと繋げることができました。

――モノグサに入社する決め手となったことはありますか?

白崎:正直なところ、モノグサにボードゲーム文化があることが入社を決めた一番のポイントになりました(笑)。私自身幼い頃からボードゲームが大好きで、小学生から中学高校・大学に至るまで、とにかく色々なボードゲームに触れながら成長してきました。

そのような人間なので、モノグサの採用サイトに"ボードゲーム"と書いてあるのを見た時は「これだ!」と。しかし、同時に「あくまで自由な社風のアピールとして書いているパターンで、実際はそこまでやっていない可能性もあるのでは?」という疑念も少しありました。

そこでモノグサのボードゲームに対する本気度を探るため、カジュアル面談の際に「好きなボードゲームは何ですか?」と面接官だったiokaさんに聞いてみたんです。すると「ハイパーロボット」という答えが返ってきたため、この会社は本気だなと確信しましたね。

――よほどボードゲームが好きでなければ「ハイパーロボット」という答えは出てこないですよね。

白崎:そうですね。何なら私も持っていますので(笑)

モノグサは遊び心がありながら、エンジニアとして刺激をもらえる環境

――モノグサに入社されてから、最初はどのような経験をされましたか?

白崎:本格的にエンジニアの業務に携わるのは本当に一からのスタートだったので、とにかく触れる範囲のところは全部触っていこうという心構えでしたね。

まずはプロジェクト管理ツールにある課題の中で出来そうなものに次々と取り組みながら仕事を憶えていきました。

――現在担当されているお仕事について教えてください。

白崎:CSCR(Customer Success&Customer Reliability)と呼ばれる、顧客満足度・信頼度の向上に関する領域で、主に先生方をはじめとした管理者が利用する画面の機能的なサポートを担当しています。

具体的な業務は様々となるのですが、最近取り組んだ大きな仕事で言えばアクセス制限機能に関するものがあります。お客様からの要望を反映させて、より柔軟に設定できるように変更を行いました。

また、契約請求周りで文言をわかりやすく修正したり、エラーを適切に返すようにしたりといった業務もよく行っています。

――モノグサのエンジニアとして、どのようなところにやりがいや面白さを感じますか?

白崎:モノグサのエンジニアは非常に優秀な方が多いので、刺激をもらえる環境であるのが良いと思っています。日々の会話で知らない用語が出てくることも多く、それについて調べるのはとても勉強になります。

加えて、例えば何らかの不具合があった時にその根本的な原因を突き詰めて解決方法を考えるのも面白いと感じます。これにはそうした業務への関わりが多いこともありそうですが、もしかするとどこか性に合っている部分があるのかもしれませんね。

――モノグサ社内のカルチャーについてはどうですか?

白崎:モノグサではボードゲーム文化をはじめ、様々なところに遊び心があるのが素敵だと感じています。やはり何か新しいことをするためにはこうした遊び心が大切だと感じます。逆に無機質で仕事しかしないような環境であったら、気持ちの余裕も失われてしまうと思います。

また、モノグサではSlackでの交流も盛んに行われていますよね。仕事に関わることもそうでないことも含め、毎日色々な話題が流れてくるのでそれを眺めるのは楽しいです。面白そうなトピックには何かコメントを入れて参加したりもするのが好きですね。

確実なことがない中で、面白いこと・新しいことに取り組んでいきたい

――白崎さんの中で、一貫しているモットーがあれば教えてください。

白崎:自分のモットーを聞かれた時には「世の中に確実なことが一つあるとすれば、それは"確実なことがない"こと」と答えるようにしています。そのため自身のキャリア形成などについてもあまり計画的に決めていませんし、どちらかと言えばその時々で何か面白いことができれば良いと考えています。

――そのような白崎さんの考え方に影響を及ぼした原体験などはありますか?

白崎:直接考えが変わったかどうかは別として、高校3年生の時に阪神淡路大震災を現地で体験したことは強く記憶に残っています。

まだ携帯電話やインターネットが普及していない時代だったので、震災直後はとにかく電話をかけて友達や親戚の安否確認をしました。物資を運ぶなど、色々な手伝いにも行きました。

幸い高校の生徒はみんな無事だったのですが、建物が本当に被災地の真ん中にあったので、しばらく被災者の方の避難場所として提供されていたのを憶えています。卒業式も体育館ではなく視聴覚室で行いました。

テレビで流れていたような、倒壊したビルや横倒しになった阪神高速を実際に見ることもありました。今話していてふと、こうした体験が無意識下で人生観に影響を与えている可能性はあるかもしれないと思いましたね。

――白崎さんが今後実現してみたい目標などはありますか?

白崎:あえて言うならば「他人の意表を付く人」になりたいとは思っています。「どうしてこの人はこんなこと知っているんだろう」とか、そういう風に思われたいというのはあるかもしれません。

あらゆることについて知識を得るのはとても面白いと感じますね。得た知識もほとんどは直接役に立たないケースが多いのですが、時々思わぬところで繋がることもあります。さらに詳しく言えば「どうしてそのように考えたり決めたりしたのか」といった、人々の思考に関するプロセスや営みに触れること自体が好きなのかもしれません。

また、Monoxerにさらなるゲーム性を取り入れることができないかと考えることがあります。ゲームの面白さには大きく分けて「タスクを積み上げていくことの面白さ」と「思ってもいない事態が起こる意外性」の2つがあると思っています。

Monoxerは「積み上げる面白さ」があると感じるのですが、そこへさらに「意外性」の要素もより多く取り入れることができれば、更に学習が面白くなるのではないかと思うのです。

例えば何問かに1問ほどトリビアのような問題を入れてみると、それが知りたくてどんどん問題を解くようになるのではないかといったことですね。

これはあくまで1つのアイデアですが、このように面白いことや新しいことへ積極的に挑戦していきたいと思っています。

モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!