【INTERVIEW/Designer】職種の垣根を超えて目指す「良い体験」を創出するデザイン
モノグサのデザイナーとして、プロダクトの体験設計から、自社リブランディングの大型プロジェクトにも携わっている王さん。
入社の経緯やモノグサの魅力についてお聞きしました。
広告やブランディングのデザイン経験を経て、モノグサでプロダクトデザインへ
――王さんが日本にいらっしゃったのはいつからですか?
大学院で日本に留学したときからです。
それまで台湾の大学でデザインについて幅広く学んでいました。大学院で海外留学することになった際には、日本の他にアメリカという選択肢もありました。
ですが、私は元々日本が好きだったこともあり、日本のデザインが持つ独自のセンスや繊細な表現を学びたいと思って日本に留学することを決めました。
日本の大学院では、グラフィックを専門に学びました。
――日本で就職することは早い段階から決めておられたのですか?
はい。実際に留学をしてみて、日本で働いてみたいと感じるようになりました。
大学院卒業後は、様々な媒体で幅広い表現手法に取り組める広告制作が面白そうだと感じ、広告代理店に就職しました。
そこでは大手企業の案件も数多く経験させて頂いたのですが、自分のなかで強く印象に残っているのは、福岡にある太宰府天満宮のお仕事です。
普段のお仕事では、CMやチラシ、雑誌広告の制作が中心となっていました。
しかし、太宰府天満宮のお仕事では、おみくじやお守り、冊子からお神酒のパッケージに至るまで多岐にわたってデザインをし、日本的なビジュアル表現についてもより深く理解することができました。
――次にLINEへ転職されたと伺っていますが、きっかけは何だったのでしょうか?
LINEへ転職したのは、最初の広告代理店に1年半勤めた後となります。
そのころはちょうど本格的にスマートフォンが普及してきた時期で、デザインの流れとしても紙からデジタルへと媒体が変わっていくことを感じ始めたんです。
また、当時台頭してきたFacebookやUberEats、Airbnbのように、クリエイティブな発想で人々の生活を豊かにするスタートアップ企業のあり方にも強く惹かれており、コミュニケーションの分野で世の中を便利にできるLINEに転職することを決めました。
LINEではブランドデザイナーとして、新規サービスのロゴデザインや、お客様との接点ともなるチラシ制作、イベントの登壇資料作成などと数々の経験を重ね、「1つの会社に対してブランディングを行うというのはこういうことか」とわかるようになってきました。
――プロダクトデザインについては、どのような経緯で習得されましたか?
LINEの後に貿易関連のスタートアップの会社に転職し、アートディレクターとしてグラフィック、WEBデザインの仕事をやりながら、自学によりプロダクトデザインの学習を重ねていました。
生活の中で課題を発見し、周りの友人にもユーザーリサーチを行いながら、いくつものプロトタイプを作りました。それが次のプロダクトデザインの仕事に繋げるように意識していました。
――モノグサを知ったきっかけと入社の経緯は?
スカウトメールをいただいたことがきっかけです。カジュアル面談を受けてみると、モノグサならば自分のやりたいことが実現できそうだとイメージできました。
第一に、これまで自学で勉強してきたプロダクトデザインを実践してみたいと考えていました。加えて、自分の強みであるグラフィックやブランディングの能力も活かして貢献できる。これらの条件にマッチする会社がモノグサだと感じたんです。
モノグサは自社開発によるアプリを提供しているため、サービスに対してとことん深くまで追求できる、開発においてもエンジニアや他のUXUIデザイナーと深く議論に関われる、良いチームワークができると思いました。そこに魅力を感じました。
また、最終面接のボードゲームのときには、和気あいあいと各職種の皆さんが集まってくるような会社の雰囲気にも魅力を感じ、入社後の働くイメージも沸きました。そして、モノグサに入社することを決めました。
モノグサでは職種の垣根を超えて、課題解決のために意見を交流できる
――王さんが現在担当されている業務について教えてください。
主にプロダクトデザインとブランディングの業務を担当しています。
プロダクトデザインの業務では、アプリとWEB管理画面の改善や、新しい機能の開発に携わっています。
ブランディングの業務では、マーケティングチームと連動してプロダクトの広告のイメージを作成したり、展示会の会場デザイン、冊子、チラシなど、要望に合わせてデザインしながら作り上げています。ノベリティも担当しています。
――お仕事では、どのような部分にやりがいや面白さを感じますか?
プロダクトをさらに良いものへとするべく、「良い体験はどうあるべきか」を試行錯誤しているときがとても楽しいと感じます。
元々、数学や謎解きが好きなこともあって、多面的に情報を集めたり、様々な角度からヒントを探しながら課題を解決に導いていったりするのはとてもワクワクする感覚がありますね。
モノグサはまだまだ発展の余地があるので、現在の機能を改善したり新しい機能を作ったりするところで、多くのポテンシャルがあるのが面白いと思います。
また、モノグサを利用してくれた生徒の学習結果がよくなるととてもやりがいを感じています。
課題を解決する際には、他のデザイナーやエンジニア・CSなど、モノグサのメンバーと意見を交換することも多いです。皆さんオーナーシップを持って、サービス(プロダクト)をよくするために積極的にコミュニケーションをとってくれます。
――モノグサのメンバーは職種の垣根を超えて、全員で会社を良くしていきたいという思いを感じますよね。
はい。そういった部分はモノグサの大きな強みだと感じています。
各自がリーダーシップを持っていて、問題を解決したいという精神が強いなと思います。
さらなる拡大をしていくモノグサで、色々なメンバーと❝花火を合わせて❞いきたい
――モノグサの文化や良い点は、どのようなところだと思いますか?
先ほどの話にも繋がるのですが、メンバー間の交流が盛んに行われているのが良いと感じます。
モノグサではボードゲームを始め、フットサル部や卓球部、ビリヤード部など、部活による社内コミュニケーションも活発に行われています。
このように仕事の合間でも交流できることで、メンバーの新たな一面が見えたりするのが、チームとしての結束力を深めていく上でも重要なファクターなのではないかと考えています。
また、こうした交流によって業務の際にもコミュニケーションが取りやすくなり、スムーズに仕事が進められていると感じています。
――今後の目標について教えてください。
現在、モノグサには次々と新たなメンバーが増えており、その分できることも増えてきて、開発もプロダクトの改善もさらにスピードアップできると感じています。
デザイナーでいうと、今までは自分で課題分析していたところを別のUXデザイナーに相談してみると、全く違う観点から分析してくれて新鮮なアイデアを得られることも多いです。
このように異なる意見がぶつかることで良い結果が生まれることを、中国語では「花火が合った」と表現するのですが、そうした刺激がある環境はとても魅力的だと感じています。
これからモノグサはさらなる拡大をしていき、課題の規模やスピード感も変わっていくと思うのですが、その中で色々なメンバーと良い花火を作っていけたら良いなと思っています。
モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!