【INTERVIEW / CS】モノグサ独自のアプローチと余白で、生徒の未来をつくることができる
様々なお仕事を経験された後、モノグサに入社した川西さん。現在はカスタマーサクセス(以下、CS)の業務を担っています。モノグサに転職した理由は? モノグサでのやりがいや雰囲気、今後の目標など詳しくお聞きしました。
CSの魅力を実感&教育分野の課題へアプローチしたいという思いが重なった時にモノグサと出会う
――モノグサ入社前のキャリアについて教えてください。
川西:モノグサに入るまでに4社で働いてきました。
1社目は自動車メーカーです。経理系の部署に3年程、その後出向して自動車ディーラーの部署に3年程。さらにリコールなどを扱う品質保証部門へ異動してと、同じ自動車メーカー内でも全く違う業務を経験しました。
ここで芽生えたのは、「もっとお客さんと近い立場にいたい」とか、「お客さんの声を速く反映したい」という思いです。そこで、メーカーとは違うポジションを目指すことにしたんです。
そこで、ドローンの技術を活かして屋根事業の課題を解決するIT系ベンチャーへ入社しました。CSをやるきっかけになった会社です。1年ほど経験して、もっとCSを軸に広く経験を積みたい、別の業界を見てみたいと思いました。そして、CSに関して有名な会社に入社しました。2社目の会社と比較すると社員数が多く、サービス形態もガラッと異なっていたので、また違ったCSの経験を積めました。さらにもっとCSとしてのスキルを高めたいと思うようになりました。そこで、自分がもっと関わりたい領域を選べるならどこだろうと考えるようになったんです。
学生時代から、私はラグビーのコーチをしていました。そこで、「人を育てる」という教育に関わる立場にいたので、教育分野に関心が向き、次に教育系ベンチャーに入社しました。
――前職では現在と近いお仕事をされていたんですね。なぜ、転職しようと思ったのですか?
川西:全国の学校の先生、時には生徒さんともお話をしながら取り組んでいましたが、学習体験の提供に課題を感じていました。それは、先生方は生徒への教え方をいろいろと工夫している一方で、憶えるということに関しては生徒さんに依存するところも大きく、課題になってくるということです。
そんなとき、モノグサを知ったんです。当時ご一緒していた先生に教えていただきました。お仕事とかは関係なくお話していたときに「こんなサービスがあるんだよ」と教えていただいて、気になって調べてみたんですよ。先生と一緒に生徒を見守るというアプローチが、自分に合ったやり方だと感じました。感じていた課題の解決にもドンピシャ。気になっていたころ、ちょうどモノグサからスカウトメールをいただいて、応募に進むきっかけになりました。
――具体的にどのような点が「ドンピシャ」だったのでしょうか?
川西:Monoxerというサービスは生徒に任せる部分があることに実直に向き合っていると感じました。
暗記のためのサービスやアプリはたくさんありますが、忘れることをカバーできるサービスはなかったと思います。当時、「生徒さんそれぞれに合った反復を行うことが成功につながるのにな……」と思っていたので、まさにそこを網羅するサービスだと強い魅力を感じました。
――モノグサでもCSとしてアプローチしていきたいと?
川西:はい。CSはキャリアの軸になっていました。
CSの魅力はただお客様をサポートするだけではなく、もっと喜んでもらえるようにする、幸せをつくる。つまり、目の前の方に合わせたものを提供するだけでなくて、その先をつくっていくという、一歩進んだ価値提供なんです。
そのためのアプローチとして、お客様の声を聞き、ペルソナを合わせながら、商品づくりそのものにフィードバックしていく。そしてお客様にサービスをフィードバックしていく。
こういうアプローチはCSならではだと思います。
――実際に選考を受けてみてモノグサの印象はどうでしたか?
川西:まず、サービスは自分が想像した以上だと感じました。また、まだまだ活躍する領域を広げていくというタイミングだったので、新しいこともできそうだと感じましたね。Monoxerの価値を広げていくことにやりがいを感じられそうだなと思いました。
それから、モノグサの社員はどんなことに対しても、とても誠実にお答えくださったのも印象的でした。
でも、一番印象が強かったのは、最終面接のボードゲームですね。もう、びっくりしましたよ、役員と一緒にボードゲームなんて。驚いただけでなくて、その場が楽しかったことがとても印象に残ったんです。僕はボードゲームは得意じゃないし、相手は役員。それなのに、その短い時間をとても楽しく過ごすことができたのは、チームをつくる文化という重要なものが根付いているからだと感じました。「なんて素敵な会社なんだろう!」と思ったのが入社の一番の決め手でしたね。
現在、先生と伴走しながら生徒を支援 余地・余白を埋めていく楽しさ
――モノグサのCSとしての業務について教えてください。
川西:全国の小学校、中学校、高校を担当し、Monoxerの運用支援を行っています。使っていただく教科は英語、国語、算数などと様々で、学校ごとに目標も異なるので、それぞれに合わせた取り組みをしています。
それから、Monoxerのコンセプトをお伝えする講演会も任せてもらっています。Monoxerを使う以前の、「そもそも記憶の重要性って何だっけ?」という生徒の疑問を解決するためです。
ですので、日々の業務では学校の先生だけでなく生徒さんのお話も伺います。そこから得たことを社内にフィードバックして、より良いサービスの実現につなげるようにしています。
――生徒さんとも接する機会が多いのですね! 実際のお声の中で印象的だったものはありますか?
川西:「Monoxerって意地悪だと思っていた」と話してくださった生徒さんがいらっしゃいました。理由は、「何度も同じ問題を出してくるし、毎日続けないといけない」ということでした。でも、「なぜそういう仕組みになっているのか聞いたら納得できて、続けてみたら効果も感じられたから、続けてみようと思った」と言ってくださいました。
その後、その生徒さんから高得点が取れるようになったと報告を聞いて、とても嬉しかったです。
その生徒さんお一人でなく、同じような事例がたくさん出てきていることを、日々体感しています。「サービスの価値を提供できている!」と、すごくやりがいを感じます。
――一つひとつの成功事例を体感できる、お声を聞けるというのは素晴らしいですね! そういったものを取りこぼさずにフィードバックし、取り組みにつなげるのはモノグサだからできることなのでしょうか?
川西:そう思います。CSが得た情報がエンジニアにきちんと伝わって、課題だと認識してもらえる環境があるので、改善のためのアイディアが生まれやすいと思います。
アイディアを実現するまでのスピード感もすごいですよね。フィードバックから「ちょっと新しい開発に繋げてみようか」までが、すごい速さで進んで、それをもとに実際に組織が動くんですよ。
CSとしては、フィードバックをもとに生まれた新しいものを生徒さんにお届けして、反響をいただけるというのが本当に”楽しい”です。モノグサならではだと思います。
――”楽しい”のですね!
川西:はい! 今も楽しいですし、未来も楽しみです!
モノグサは「全人類に届ける」ことを目指しています。それを実際にどう形にしていくかが僕やメンバーの課題です。もちろん、これはすぐに完成するものではありません。学校をはじめ、先生や生徒さん、様々な方とお話ししながら、少しずつ作っていくものです。まだ答えはないですし、そこにもどかしさも感じますが、だからこそ、手探りの楽しさや、これからが楽しみで待ち遠しいという気持ちがあるんです。
――先生や生徒さんと一緒に取り組むということも大きいのですね。
川西:そうですね。日々いろいろなことをご一緒させてもらっています。前職でも先生とお話する機会はありましたが、関わり方がモノグサならではというか、初めての体験がたくさんありました。
例えばですが、モノグサに入ってから授業参観をさせてもらう機会をいただいたんですよ。実際に生徒さんが授業を受けている様子や、一生懸命漢字を書いて記憶しようとしている様子を見せてもらったんです。生徒さんの授業の受け方もまた様々で。生でないとわからない貴重な体験をさせてもらいました。
どうして先生方が、こんなふうに僕を受け入れてくれるんだろうと思っていたのですが、ある先生からこんなことを言われたんです。「川西さんのことを業者さんだと思ってないよ」と。理由は、僕がいつも生徒さんを主語にして話すからだと。すごく嬉しかったです。僕は入社して1年ほどしか経っていませんが、先生方の伴走者になれつつあるんだと体感しました。
モノグサ入社のきっかけでもお話しましたが、先生と一緒に生徒さんを見守るという、この”伴走”の姿勢はすごく自分に合っているし、面白みを感じる部分です。だから、こういうモノグサのCSの文化を好きになってくれる人が仲間になってくれるといいなとも思っています。
――先生と伴走して生徒さんを成功に導くのはやりがいがありそうですね。
川西:本当にそうです。やりがいがすごいですし、面白いです。先生、生徒さんと一緒に関わっていくと本当にいろいろなケースに立ち会えますね。
こんなことがありました。苦手な教科があって、希望していた進路を諦めていた生徒さんが、Monoxerをきっかけにまたチャレンジすることを決めてくださったんです。「進路実現の支援が少しでもできている、生きていて良かった!」と思いました。僕だけでなくモノグサのCSは皆それぞれ体感していると思います。
まだまだ、サービスとして進化の余地はありますし、埋めていない余白もあります。そこにまた楽しさを感じ、日々ワクワクするんです。
――モノグサ社内のカルチャーについても教えてください。
川西:皆さんフラット、謙虚で誠実な人たちが集まっていると思います。だから、何かあったときに他のチームの方にも質問や相談がしやすいです。
一方で、遊ぶときはしっかり遊ぶ一面もありますよね。ボードゲームとか卓球とか。そういえば、僕、卓球はCTOに教えてもらったんですよ。普通はなかなかないですよね。社内コミュニケーションが本当にすごい。社内に遊びのカルチャーがあるので、知らない人がいないくらい皆親しい。
お互いのことを理解できているし、想像できる。だから頼みごともしやすいし、自然なコミュニケーションが取れると思っています。
記憶を楽に! 先生と一緒に生徒の未来をつくる
――今後の川西さんの目標を教えてください。
川西:「記憶することを楽にする」を実現したいと思っています。そして、より多くの人、全人類に届けたいです。
それから、先生とMonoxerで生徒さんの未来をつくりたいです。先生とだから実現できる世界、それをモノグサのCSとして形にしていきたいと思っています。
モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!