見出し画像

【INTERVIEW / SWE】惹かれたのはモノグサの“人”、更なるチームパフォーマンス向上に貢献したい!

2023年5月入社し、エンジニアとして活躍されている格さん。
これまでのキャリアから、現在の業務、これから挑戦したいことについて詳しくお話しいただきました。


「自分で書いたコードが、一番多くの人に影響を与えられる」という思いからエンジニアの道へ

――モノグサ入社前のキャリアについて教えてください。

格:前職は、スタンフォード大学の卒業生たちが作ったSoundHound(サウンドハウンド)という、音声AIのスタートアップ企業で働いていました。Alexaのような音声アシスタントをイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。四則演算やスポーツの試合結果、レストランの注文など、音声で受けた質問を処理するドメインと呼ばれる機能の開発を行っていました。

――なぜエンジニアになろうと思われたのでしょうか?

格:大学では経済学部で人間の行動や意思決定について学んだ後、大学院から情報学研究科に進学しました。エンジニアの書いたコードは世界中で何万回も繰り返し実行される可能性があり、人間の行動に対して一番大きく影響を与えられるのではないかと考えたからです。

 ――モノグサを知ったきっかけは、何だったのでしょうか?

格:モノグサのことは、「すごく面白いことをビジネスとしてやっている企業だな」と前々から思っていました。私は新しい知識を憶えることがとても好きで日常的にクイズゲームで遊んだり、あまり業務と関係のない検定試験を受けてみたりしています。その中で「どうやったら効率的に憶えられるか?」ということには人一倍関心があり、Monoxerというプロダクト自体が自分に合っていると感じました。

あと、選考前はボードゲームを積極的にやる会社だということを知らなかったのですが、そのカルチャーにも惹かれました。ボードゲームが好きな人は、考えることが好きなはずです。モノグサでは、1つのゲームを攻略するまでずっとやり続けるのではなく、「今日はこれにしよう」と異なる種類のボードゲームをやることが多いと思います。そのため、新しいルールを憶えたり、新しい戦略を考えたりするのが好きな人が多いのだろうと想像できました。考えることが好きな人たちと一緒に働きたいと思っていたので、とてもよかったです。

モノグサで働いている「人」に惹かれて入社

――モノグサへ入社の決め手は何だったのでしょうか?

格: モノグサで働いている「人」が決め手でした。面接や選考中のボードゲーム、モノグサで開かれた競技プログラミング大会に参加したときなど、社員の方々とお話する中で「一緒に働きやすそうだな」と感じました。
「技術には興味があるけれど、作っているプロダクトにはあまり興味がない」というエンジニアにこれまで会うことも多かったのですが、モノグサのエンジニアは自分たちが作っているプロダクトに対する興味が大きく、働くことへのモチベーションの高さが感じられて新鮮でした。

私は、自分で作ったプロダクトを自分でも使いたいと思っているタイプなので、今はMonoxerで漢字を勉強しています。会社でボードゲームをしているとき、ホワイトボードに漢字が書けずショックを受けたのがきっかけで始めました。漢字の手書き機能を開発しているメンバーの顔と名前がわかるので、字を間違えるとその方に怒られているような気持ちになります(笑)
Monoxerには管理者(学校・塾の先生や企業の人事担当など)が学習者(生徒や従業員)に対してスタンプやコメントを送ることができるリアクション機能があるのですが、私には学習管理者がいるわけではないので、他の人から「がんばってるね!」とリアクションを送ってもらえないのが、少しさびしいですね(笑)

――現在の業務について、教えてください。

格:Site Reliability Engineer(以下、SRE)チームという、インフラ運用を行うチームに所属しています。社内のエンジニア向けの開発をすることもSREチームのタスクの1つで、今注力しているのが、オブザーバビリティという領域です。

 オブザーバビリティとは、問題発生時に「システムに何が起きていたのか?」を後から調査する機能のことです。どこで起こったのか、なぜ起こったのかが追跡できる環境を用意することで、適切に問題に対処でき、開発者の生産性を上げることができます。業界的にも新しい概念で、ベストプラクティスがまだ確立していません。この業務を始めてからドキュメントでインプットをして、自分で考える場面が増えました。 

その前は、サービスのアベイラビリティ(システムが継続稼動できる能力)を高める活動も行っていました。
具体的には、Monoxer上でBook(問題集)を作るときに使用されるとある機能のサーバーが技術的に一台しか起動できず、単一障害点となっていました。 これを改修することで、いつでもMonoxerを快適に利用していただけるようになりました。

 このような業務はシステムが問題なく動いている平常時には必要性をあまり感じませんが、「記憶を日常に。」というモノグサのミッションを実現し、Monoxerを全人類に届けるためには欠かせないことだと考えています。

――現在の業務がご自身に合っていると感じるところはありますか?

格:オブザーバビリティとアベイラビリティの話もそうですが、SREチームには同時並行でかなり幅広い領域に少しずつ触れていくという特徴があります。私は飽きやすい性格なので、その幅広さが性格に合っていると感じます。

また、将来的にモノグサがToC領域に事業拡大していくことを踏まえると、学習者から直接お問い合わせや問題発生の連絡を受けることになります。必然的に問い合わせの量が増えるので、より一層システムの状況を把握して問題を特定させることの重要性が上がってくると考えています。現状では、データインフラチームがデータ蓄積をしてくれていますので、その膨大な蓄積データから問い合わせを受けた事象をピンポイントでつなぎ合わせることと、どうやったらスムーズにつなげることができるかが今後の課題です。

チーム全体のパフォーマンス向上に挑戦したい

――これから挑戦したいことを教えてください。

格:チーム全体でのパフォーマンスを上げることに挑戦したいです。以前は一人の開発者として、コードを書くことでビジネスに貢献する立場でした。そのため、チームで動いているという感覚はあまりなかったのですが、モノグサに入ってからは、個人ではなくチーム全体でパフォーマンスを上げていくことに興味を持つようになりました。まずは、チームで作ったOKRを達成していきたいです。

あとは、プロジェクトをリードできる人になりたいと思っています。1つのプロジェクトを任せてもらって「この人に任せればうまくいく」と周囲に思ってもらえるようになりたいです。

――チームの改善したいところはありますか?

格:入社してすぐのときから、ミーティングの形式を「こうしたらどうですか?」と提案して採用してもらったり、何かを「変えたい」と思ったらすぐ上司に相談できる環境があります。提案に対して「やってみようか」と言っていただくことも多いので、今すぐにこれを変えたいと思っていることはないですね。

――最後になりますが、SREチームで活躍できる人はどんな人でしょうか? 

格:自分がやりたいこと・実現したいことを持っている人には、すごく働きやすい環境だと思います。逆に言うと、言われたことをやりたい・指示された方が動きやすいという人は、あまりフィットしないですね。

あとは、キャッチアップが速い人が強いと感じます。Gmailのガイドライン変更など、情報を収集してどう実装していくのか、対応のスピードが求められる業務もあります。

入社前、私はインフラの実務経験がありませんでしたが、SREチームに来てからどんどんタスクを任せてもらえていますし、自分で決められる裁量も大きいと感じています。これまでSREは職種としてあまり注目されていなかったように思いますが、モノグサのSREチームは特に良いチームだと感じています。そのことをぜひお伝えしたいです。

モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!