【INTERVIEW/QAE】信じて任せてくれる環境はモノグサならでは! 社員全員が製品に向き合う会社でのQA職の魅力
QAチームのマネージャーを務める番長さん。様々な企業を経て、モノグサに転職した番長さんから見るモノグサの魅力とは? チームやご自身の目標もお聞きしました。
様々な企業を見て感じた『モノグサ』の魅力
――経歴についてお聞きしたいのですが、その前に、いつから「番長さん」になったのですか?
番長:昔勤めていたIT系ベンチャー企業でQAとして初めて名刺を作ることになった時に、「職種名はどうしよう」となったんです。当時僕はQA一人目で前例がなかったので困って。そうしたら社長が「『テスト番長』でいいんじゃない?」と言って、そこからですね。その会社では技術ブログをよく書いていたので、「テスト番長」を名乗っているうちに定着しちゃったんですよね(笑)
――そんな経緯があったんですね! 番長さんがIT業界に入ることになったきっかけは何だったんですか?
番長:僕はもともと美術系で、芸大に入って油絵を描いていたんです。大学院まで出た後、「絵を教えながらのんびり優雅に暮らそう」ということで、カルチャースクールで講師を始めました。ですが、世の中そう上手くは行かずとても貧乏だったので、IT系のアルバイトで食い繋いだのがきっかけでした。IT系の仕事はたくさんあって、労働条件も良かったんです。
もともと趣味でプログラムは組めましたが、職業として成り立つような腕はありませんでした。仕事をしながらだんだん覚えていった感じですね。しばらくはカルチャースクールの講師も兼業していました。絵は今でも描いていてギャラリーやデパートで発表しています。
――どういった流れで本格的にIT業界に足を踏み入れていったのですか?
番長:ウノウという会社にいた時、初めて正式にQAという職種になりました。ウノウで4年ほど勤めた頃、仲間のエンジニアがソーシャルゲームのベンチャーをやるというので、そっちに行くことにしました。それからIT業界を転々と、グリー、ミクシィなどに入ってキャリアを積んでいきました。モノグサの前にいたのはLINE株式会社です。転々とし過ぎてQA業界では転職芸人とも呼ばれています。
転職するときは、以前お仕事でご一緒した方から声をかけていただくパターンが多かったです。業界の栄枯盛衰の流れに乗って、IT業界を横断してきた感じですね。
とにかく、いろいろな経験をさせて貰いました。ベンチャーのときはプレスリリース書いたり、サポートみたいなこともやりましたし、ゲームを作る会社では、デザイナーからモンスターの絵が上がって来ないもんだから痺れを切らして自分で描いたり、別の会社では、いろいろあって事業がストップしちゃって自宅待機になったり(笑)
――モノグサを知ったきっかけと入社の経緯は?
番長:スカウトメールをいただいことがきっかけだったんですけど、その時に社名がモノグサというのがまず面白いなと思って、お話を聞いてみようかなと思ったんです。
エントリーしてCTOの畔柳を始めいろいろな方とお話ししたのですが、ベンチャーらしく、みんながモチベーション高く自分ごととして事業に向き合っているんだなと感じました。「この会社はすごく気が合いそうだ」と思ったんです。
これまで様々な会社で働いてきましたが、小規模でモチベーション高く製品を良くしようとしている会社が一番楽しく働ける環境だと感じていました。そういった思いとマッチして、モノグサに入社することを決めました。
目指すは全員『レッド』! 裁量のある職場で品質を支える
――現在の業務、QAについて教えてください。
番長:QA(Quality Assurance)は直訳すると"品質保証"。
具体的な業務としては、製品に不具合が出ないようにテストを行ったり、お客様が使いやすいように改良提案をしています。直接サービスを作るのではなく品質を守る・良いものをスムーズに作れるようにするというポジションですね。
ただ単に不具合を発生させないことが重要ではなくて、お客様に喜んでいただけるような製品を目指して様々なことに取り組むポジションなんです。そのためには、お客様の視点もそうだし、他社サービスの仕組みなども念頭に置く必要があります。
QA職は、新卒の方が入ってくることもたまにありますが、エンジニアとして何年かキャリアを積んできた方が重要性に目覚めてクラスチェンジするパターンが多いですね。ゲームでいうレア職みたいな感じですかね(笑)
――モノグサのQAチームの体制を教えてください。
番長:今年から出来たチームで、今はまだマネージャーの僕を含めた3人体制です。メンバー2人の業務は、基本的には機能で担当分けしています。僕もまだ入社して3ヶ月なので、マネージャーとしてチームの方向性を考えつつ、手の足りないところは何でもやるという感じで動いています。
今後は全社的に人も仕事もどんどん増えていくと思うので、それに耐えうるQAチームの将来像を考えながら仕事しています。
僕は、ボスがいて部下だけが頑張るようなトップダウンの組織は大嫌いなんですよ。みんなに裁量があって自由にやってもらうスタイルが好きです。いわば全員がリーダー、スーパー戦隊モノでいうと全員レッド、みたいな組織にしていきたいですね。
なので今のメンバーにも、これから来てくださる方にも、極力自分で納得がいく自由なスタイルで働いていただきたいです。
――マネージャーの番長さんから見た、モノグサのQAとして働く良さを教えてください。
番長:一番は裁量が大きい点ですね。信じて任せてくれるから仕事はやりやすいし、とてもやりがいがあると思います。
普通の会社のQAだと、なかなかこうはいかないです。「仕事をちゃんとやってますよ」と証明するための仕事、「仕事のための仕事」とよく言いますが、極端な例でいくと、スクショを全ページ撮るのが仕事だったりだとか。それはあまりやりがいを感じられないですよね。モノグサはそういったことなく動けるので非常に働きやすいです。
モノグサはビジネス側の人がすごく強いし、エンジニアさんもかなりピュアで技術を好きな人が多いんです。基本的にみんな切れ者で凄くレベルが高いんだけど、だからってギスギスするわけじゃなくお互い信じ合っている感じで、そういう雰囲気がすごく魅力的だと思います。100人規模になって、ここまでメンバー同士仲がいい会社って珍しいと思います。
――様々な経験をされてきた番長さんから、モノグサのアピールポイントを教えてください。
番長:理想の職場を求めて飛び込むには最高の環境です!
時代が移り変わるにつれ、IT系の仕事がどんどん増えてきて、安定した良い境遇でやっていくことができるようになってきましたが、ベンチャーの世界もどんどん面白くなってるんですよ。
Web2.0の頃に比べてベンチャー業界自体が成熟してきているのもありますが、モノグサは更に一段シフトアップした企業という感覚があります。言葉にするのが難しいですが、卓越したプロフェッショナリズムとモノグサな美徳が相まって更に昇華されていく予感がしています。ぜひ、皆さん飛び込んで来てほしい!
モノグサの"ものぐさ"化を達成して、もっと先の課題解決へ
――QAチームとしての目標をお聞かせください。
番長:目先の不具合を減らすことも大事なんですが、高い品質のものをよりスムーズに開発する仕組み作りを早急に進めたいですね。
具体的にはテストの自動化やテストプロセスの整備、ガイドラインの策定などが目標です。
直近では仕様書の整理もやりたいと思っています。成長中のベンチャーってどうしてもドキュメントが少ないので、仕様が良くわからないんですよね。ここが整備されるとQA以外の社員も働きやすくなるはずなので。
――番長さんご自身の目標をお聞かせください。
番長:この歳になってくると周囲の人からいろいろなキャリアプランも提案されるんですけど、肩書きとかコンサルテーションとかそっちの方はあんまり興味がなくて。もともと美術系なこともあって、クリエーションに興味があるんですね。やっぱり面白いこと・サービス作りに関わり続けて、わいわい言いながら生きていきたいと思っています。
モノグサではその名の通り、本当に"ものぐさ"に出来る様になりたいです。
"ものぐさ"を本気でやるのって、逆に難しいと思うんですよ。
頑張らなくても上手く回る開発体制をどんどん整えていって余裕を作り、その分ボードゲームをやりつつ将来に目を向けて、夢を語れるようにしたいなと思います。
モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!