求ム!スタートアップ2周目人材!
このテーマを書こうと思った背景
モノグサ株式会社でBizPlanningチームと社会人領域チームに所属しております二嶋と申します。
私は2014年卒にてヤフー株式会社(現LINEヤフー株式会社)に入社し、eコマース事業(マーケットプレイス事業)にて出品者様の売上最大化に向けたコンサルティングと広告営業に従事しておりました。付随して、eコマースにまつわるデジタル、アナログ、様々な課題解決に関わりながらも、かねてより持っていた教育事業への関心から2019年にモノグサに入社し、現在に至っております。
モノグサ株式会社は「記憶を日常に。」というコーポレートミッションを掲げ、日々人の記憶の課題を解決することで社会を良くしていこうと頑張っているスタートアップ企業です。本当にありがたいことに多くのお客様や関係各社様とのご縁があり、2024年時点にて創業して約8年が経過し、事業規模や会社の規模も毎年拡大しております。
今回記事を制作する機会をいただいたのですが「どんなテーマで書いてもOK」という形だったため、折角書くなら何かに貢献できる記事を書きたいと考え、何等か弊社を知っていただいた方が少しでも関心を持っていただけるような内容にしたい、そしてあわよくば採用に良い影響を出せたらうれしいと考えた次第です。
少しでも弊社に関心を持っていただけるきっかけになれば幸いです。
弊社が行っている事業
「記憶を日常に。」するために「Monoxer(モノグサ)」という「解いて憶える記憶アプリ」を様々な事業者様向けにお届けしております。
そして全人類にサービスをお届けしたいと考えております。
事業やバリューに関する詳細なご紹介は若干この記事のテーマの主眼ではないので、是非以下にてお目通しいただけるとうれしいです!
私が入社した時から現在にかけての組織と事業の成長
私が入社したときはまだ数人の会社で、私が9人目でした(10か11かもしれない)。
入社したときからモノグサの事業やプロダクトが好きで今も大好きなのですが、
前職ではかなり大きな組織に所属していたので、転職直後はシンプルな寂しさをうっすら感じていたことを憶えています。話しかけられる相手が何人かと観葉植物しかいない環境は初めてでした。
5年経過し、今は150人ほどの規模になっており、時々ふと、大きくなったなぁと感じます。
一方で、入社直後の10人くらいの時に「1000人くらいになったときの営業と開発の人数は何人ずつくらいが適正だろう?」といったことも会話していたので、まだまだ成長の入り口であり、ひとまずあと10倍くらいになるといいなと思っています。
事業においても、当時は両手両足で数えられるくらいのお客様の数だったのですが、今ではもちろん体のパーツで例えるのは困難なほどの数で、
それほど多くの方にMonoxerを手にとってもらえることや、期待をいただけることにとてもうれしく感謝で一杯であると同時に、しっかりと気を引き締めて価値をお返しすることに邁進せねばと思っております。
また、事業立ち上げ当時は大手学習塾様がお客様の中心でしたが、現在は学校様(小/中/高/大)、自治体様、専門学校様、語学教室様、、、にも広がり、さらに企業様でのご採択もどんどん増えております。
形や目的は違えど、本質的には「苦しまず誰でも記憶できるようになる」「記憶状況を把握できるようになる」という良い変化をお届けすることで、組織の目標達成や学習者様の成績向上、人材育成による事業成長への貢献をご支援していると理解しております。
持続的に、「Monoxerを活用したことによって良い変化を生みだせた!という感覚値」と「具体的な定量成果」をお返しできるよう、もっともっとがんばらねばと考える日々です。
求ム!スタートアップ2周目人材!
ここからが本題でして、私たちはこれまでもこれからも、事業成長の裏側で日夜仲間を探し続けているわけなのですが、私は最近特に(すごく個人的な仮説として)、「スタートアップやベンチャーで30人→100人、50人→200人、100人→300人くらいの成長した組織に身を置かれたことがある方」に特に弊社をおすすめしたいなと考えております。
(あくまで今回のテーマに沿ってという形で書いており、弊社には様々なバックグラウンドの方が集まっておりますので、本当は皆様にお越しいただきたい!)
これまで、事業規模は確かに成長し続けていますが、目指していた状態とイコールかというとまったくそのような形ではなく、成功とはまだまだまだまだ言い難い状況です。
何せ全人類に届けたいので、毎年、既にお使いいただいている皆様に新たな価値をお届しつつ、まだ見ぬ皆様へもお届けできるように新たな領域に進み続けております。
成長の勢いをさらに高めながら、世界中の方に大きな価値、より良い変化、誰でも確信をもって目標を実現できる日々を作っていきたいのです。
そのために私たちは、具体的にはお客様のどのような「記憶の課題」を解決することが、お客様の課題(あるいは潜在的な課題)の解決に繋がるのかを、毎日喧々諤々議論しております。
営業とエンジニアでの協働は日常的であり、全社で同一イシューについて議論することも多いです。
それによって生み出してきた価値も多くある自負がある一方で、やはり組織の規模が大きくなると、コミュニケーションの総量や接続される通路が増えるのも事実であります。
つまり、よくある100人の壁であったり、消化不良なディスカッションが生まれやすくなっているケースです。
また、戦略設計における最適解を作る難易度もステージが変わっていると感じております。
個人的な認識としては、スタートアップはそうはいっても事業や組織は幼いため先人や前例が多く存在していることがまぎれもない事実であるため、一般論的な知見や論理を得ようと思えば得られ、弊社に転用しようと思えばできるシチュエーションが多く存在します。
一方で弊社でしか積みあがっていない固有の経験や学び、積み重ねた仮説などがあり、それはそれとして弊社固有の知見や論理が存在しています。
これらの一般解と特殊解のバランスや大切にすべき比重が人によって少しずつ異なることが各所で起こり、意図せずに議論するレイヤーがズレたり優先順位に対する感覚値がズレたりすることが生まれるのかなぁ、といったことを感じております。
特に、「記憶」という事業領域は一見すると極めて広いマーケットへの接続が可能になります。一方で実際に事業として成立させるためには、プロダクト・組織体制・マーケティングといった観点で様々なアジャストが必要になることも事実です。そのため、一人ひとりが日々相対している顧客や課題ごとに、少しずつ異なるフォーカスを持ちやすい特徴があると感じています。
その結果、様々な事業の種にトライする活動と、非連続な事業成長を実現するためのフォーカスのバランスをとる難易度や複雑性が極めて高くなる特徴を持っていると感じており、なぜこの取り組みにリソースを割いているのか、取り組みの成果はどこまでを目指さなければならないか、といった、事業としての戦略や、各現場ごとの方向性を綿密に結びつける必要性が高い点が(もちろんそれに加えて、よく言われる100人の壁的な組織課題にも気を配るむずかしさも内在する点が)、弊社固有の難しさでもあるように思います。
(私はお客様と協働して売上を作ったり新たな価値を生み出す業務が役割上多かったので、市場課題や提供価値から入らずにKPIや数値設計から入る戦略設計のアプローチがあるとした際には、ウっとなってしまうことが多い気がしてます。精進精進)
また、規模が小さいときは良くも悪くも「できることが少なかった(のでやるべきことが明確だった)」状況が規模が大きくなったことで、良くも悪くもとれる選択肢が増え、なぜこの選択をすべきかの説明をしなければならなくなったり、
誰が何を担当するかが明確でお互いに背中を預けざるをえなかった(というか一人ひとりがその業務の責任者をせざるを得なかった)のが、人が増え階層が増え人ではなく部署に役割が付与されることで部署ごとの結節点がどこかについての合意形成をせねばならない度合いが高まったり(その合意難易度がぐっと上がったり)、等々、いろいろ複合的な要素だなぁと思っております。
そして様々な書籍や記事を読んだり、話をお伺いすると、きっとどんな組織でも良く起こっていることなんだろうなぁとも感じますし、こういった組織が成長し相応の規模になったからこそ出会えた課題であるという点は、ビジネスパーソンとしてはありがたい限りだなぁと日々感じております。
時として相反しうるように見えてしまう短期目標達成とミッション実現の接続を目指して
事業面におけるさらなる成長を実現するためには、これまで通り真摯に一社一社のお客様と向き合いその課題を解決していくプロセスに加えて、より広い範囲で再現性高く価値を提供し続けられるための新たな仕組みづくりに挑む必要があります。
お客様のニーズに応じて提供していた価値はまだ再現性があるとは言い難く、「期待」に対して対価を頂戴している状態ともいえます。まずはその「期待」を「信頼」に繋げるための再現性をいかに組織として担保していくかについて答えを出し、仕組として持続的に実現できるような体制構築をする必要があります。
これまでの成長は限定された顧客基盤によるものでありその価値提供を揺るぎなく強固にする前提のもと、私たちはこれからさらに多くの顧客にも「できた!」という喜びを届けたいと考えています。
またその上で次のステージでは、これまでの経験を活かし、社内外ともに迷わず前に進んでいけるための、より大きなスケールで価値を届ける仕組みを整備していく必要があります。
これは、いかに短期目標と中長期ビジョンのバランスを取りながら事業推進を実現できるかという論点でもあると考えます。
短期的な対応では、個別カスタマイズによる解決が有効である一方、長期的にはスケーラビリティが課題となることがあります。だからこそ、私たちは短期的な成果と中長期的なビジョンをバランスよく考え、未来に向けた成長戦略を描き続ける必要があります。未来を見据えた戦略を基に、私たちは次の飛躍に備える必要があります。
これらを一つの戦略として描き、実行し、モニタリングし、評価し、チューニングをしていく過程を高精度で回転させ、検証を成長につなげていく過程が求められます。
そして気づいたことは、上記の組織と事業のプロセスや次のステージを経験してきた方々においては、上記のプロセスを経験し学びを得ている方であり、弊社での活躍が間違いなし!と感じております。また、既に経験をしてきた方々にとっては、おそらくそういった困難の一つ一つが解消され、事業が成長し、世界が良くなっていく過程を体感することが、とても楽しいはずです。
上記の内容をお読みいただき、どこかで聞いたことがあるなと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしそうお感じになられたのなら、もしかしたら弊社でものすごくご活躍をいただける可能性大かもしれません。
記憶の課題は一筋縄では解決できるものではありませんが、その分、解決に向けたプロセスは挑戦しがいがあり、楽しさに満ちています。
私たちのサービスと出会った方々が目標を達成し、成功体験を感じる瞬間を支えることは、私たちにとって最高の喜びです。
この記事をお読みいただいた皆様と一緒にお仕事に励めることをとても楽しみにしております!