スタートアップではたらくプロダクトデザイナーの1週間
こんにちは。
モノグサ株式会社でプロダクトデザイナーとしてはたらいている加藤です。
人生初!アドベントカレンダーの機会をいただけたので、モノグサではたらくデザイナーってどんなことしてるの?1weekダイジェストをお届けしようと思います。
実はプロダクトマネージャー版がすでに公開済みだったりしますので、まだ読んでない!という方はmoyoさんの記事をチェックしてみてください 😃
職種による違いがあるかも、ないかも?
前提
デザインチームには現在6名のデザイナーが在籍しています。
それぞれがプロダクトデザイナーとして、複数の開発プロジェクトに関わっています。
月曜日
1週間が始まりました。
我が家には2歳の子どもがおり、平日は保育園に通っています。休日はできるだけ一緒にいる時間を作ろう!出かけよう!ついでにたまってた家事もやろう!などと週末にいろいろ詰め込んだ結果、月曜朝イチが一番疲れているという状況を繰り返しています。毎回後悔するのに学んでいません。
所属するProduct Development Group(以下、PDG)では月曜がNo meeting dayに指定されており、ミーティングは別の曜日に開催することが推奨されています。そのためだいたいの日において作業に集中することができ、助かっています。
この日は直近で最も大きなプロジェクトの、「Monoxer Web管理画面の改善」についてUI案を検討しました。開発チームとしてはプロダクトマネージャー、実装担当のエンジニア、品質保証担当のエンジニアと私の計4名の構成で、Figma上のコメントベースで議論をしつつ粛々と手を動かします。
また、この日は新たにデザインチームにジョインするメンバーの初出社日 ㊗️ でした!モノグサは入社直後のオンボーディングが非常に手厚く、入社初日からしばらくはキャッチアップのための時間が必要になるため、チームミーティングは後日開催することにしました。
じわじわとチームが拡大していて、今後も楽しみです。
火曜日
PDGでは火曜日が出社推奨日に指定されているため、この日はオフィスで仕事をします。
職種にもよりますが、開発メンバーの多くにはコアタイムがないため、皆さんそれぞれのタイミングで出社されています。
私はだいたい、最近自我が育ちに育っている子どもをなんとか保育園に送った後(疲弊)、10時過ぎには着くようにしています。
この日は月1回の全社ミーティングがあったので、人がたくさんいて賑やかなオフィスでした。
全社ミーティングがある日は部署横断のシャッフルランチがあり、ランダムに組まれた4〜5名のメンバーでお昼に繰り出します。こういった機会がないと、開発プロジェクトで関わらない方と交流するきっかけがつかみにくいので、非常にありがたいです。
※ランチの参加はもちろん任意です。
ランチ後はミーティングの連続(出社推奨日は対面で話せる貴重な機会なのでミーティングが連なりがち)、隙間時間にSlackの連絡を返したり、コーヒーを飲んだり、育休から復帰したメンバーからの差し入れおやつをつまんだり、虚空を見つめたり、色々とはさみながら過ごしました。
出社した日は、通勤をなるべく運動の時間にあてています。家〜最寄り駅までが徒歩20分ちょっとで、ちょうど良い距離です。リモートワークの日も運動の機会を作りたいのですが、うまいこと組み込めておらず…。
家族からは「(送迎時に)電動アシスト自転車のアシスト機能を切って自転車を漕げば?」と言われていますが、いまいち乗り気になれず試していません。
運動習慣談義できる方を探しています。
水曜日
1週間の折り返し地点がきました。
PDGでは、部署全体が参加するオフサイトミーティングが年に1度開催されます。人数が増えたため今年は2回に分かれての実施で、この日は第1回目が行われました。
私は第2回目参加組なので、この日は通常通りの作業日でした。部署のメンバーが半分いないためかその他のミーティングが少なく、だいぶもくもく作業できました。
今週末には目下取り組んでいるプロジェクトの中間成果物レビューがあるため、ほどよいプレッシャーを感じながらプロトタイプの精度向上につとめていました。
プロダクトは関わる人みんなで作り上げていくものではありますが、「体験」をユーザーの目にみえる「形」に落とし込む作業はデザイナーが引っ張るところなので、自分が抱える責任ときちんと向き合いながら日々を過ごしたいものです。
木曜日
プロジェクトの定例ミーティングがあったり、チームミーティングがあったり、1on1ミーティングがあったりと細切れ作業の日でした。
個人的には、ミーティングは午後の時間から埋まっていくことが多いので、午前中の集中タイムをいかに確保できるかが勝負どころです。
最近は、Googleカレンダー上でひとりの作業時間も可視化するようにしました。その日のはじめに行うと、当日トータルで何時間くらい作業に充てられるのかが頭に入り、作業見積もりがしやすくなるのでおすすめです。
この日は今週ずっと取り組んでいるUI作成のかたわら、Figma(デザインツール)のアカウント棚卸しのためのアンケートを配布しました。DesignOpsはできる範囲で整備を進めたいと考えており(仕組み化する余地はたくさんある 💪)、Figmaの運用方法についてもどこかで記事にできるといいなと思います。
金曜日
週の終わりがやってきました 🫠
この日は今週いっぱいかけて詰めてきたプロトタイプのレビュー会です。お客様である学校の先生方と日頃からコミュニケーションをとっているCS(カスタマーサクセス)のメンバーを多数お呼びし、中間成果物の披露と質疑応答を行いました。
率直な意見や検討漏れをカバーするような質問など、たくさんのリアクションをいただけて、非常に有意義な会となりました。
イシューの特定からリリースに至るまでの開発プロセスをどう構築していくかは、モノグサにおいては開発プロジェクトごとの裁量に委ねられているケースが多いです(もちろん、レビューやリリース前のテストなど、どのケースでも必ずやっていることもあります)。
なので、今回のような規模の大きなデザインレビューは毎度あるわけではなく、プロジェクトメンバーの判断によって開催が決まります。
組織が拡大し、心強い仲間が増えてありがたい一方、スムーズな情報伝達や関係者間で認識を揃えることの難易度も徐々に上がっていくことを考えると、ステークホルダーの巻き込み方も工夫していく必要があるなと思う今日この頃です。
ちなみに、デザインチーム内では週次で「デザインレビュー会」を開催しています。
レビュー会では、各々がアサインされているプロジェクトで作成したUIを持ち寄り、その場でレビューを行います。議論はだいたい盛り上がります 😃 💪
UIのレビューと同時に、各プロジェクトでやっている施策とその背景をすばやく理解できる仕組みで、非常に良い試みです。
1週間お疲れさまでした
モノグサのデザイナーの働きぶり、イメージしていただけましたでしょうか?
「前提」で書いた通り、デザイナーごとに参加プロジェクトは様々なので、他のメンバーはまったく異なる1週間をすごしているんじゃないかなと思います。
他職種のメンバーの働き方についても投稿されるかも?ということで、引き続きモノグサのアドベントカレンダーを楽しんでいただけると幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!