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「❝話が面白い人❞のベースにある記憶力、人生100年時代こそ注目したいスキル」~『記憶はスキル』編集者に聞く、著書の魅力~

Monoxerのモノグサでものぐさに広報をしている中村でございます。
本日、4/22よりCTO畔柳による新刊『記憶はスキル』が発売されました!

是非是非、本を手に取ってくだされば嬉しいです。
4/27には出版記念WEBセミナーも実施します!
(ご興味あられる方は、どなたでもお気軽にご参加ください↓)

この度、編集を担当してくださった土屋友香理さんに『記憶はスキル』について、その魅力をお聞きしてみることにしました。

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土屋 友香理(つちや・ゆかり)
大学卒業後、IT企業で品質エンジニアとして勤務。2013年、人材系ベンチャー企業に入社。就活生向けウェブメディアのディレクションや採用サイトの制作等に携わる。2018年より株式会社クロスメディア・パブリッシングで、ビジネス書の編集者兼ライターとして勤務。これまでに起業家や経営者などの本を担当。お金やビジネススキル等をテーマとした本も企画編集している。

これまでにない記憶の本をつくりたかった

ーーこの度はなんともありがとうございました。土屋さんも畔柳も完成までに相当なお時間を使ったのだと、私は横で見ておりましたが、どれくらいの本に並行して携わられているんですか?
ビジネス書を中心に7~10冊くらい並行して作ってます。直近だとこんな本を編集しました。

ーーおお、そんなに並行しておられましたか…!『気持ちよく人を動かす』本屋でよく見かけております。思えば、お声がけくださってからもう1年以上経ってますね。そもそもなんでお声がけくださったんでしたっけ?
もともとスタートアップが好きで、普段から様々な企業の情報収集をしていました。そこでたまたまモノグサさんの記事を見つけたところから、記憶に関するプロダクトや畔柳さんの考え方が面白そうだと思い、ご連絡しました。

ーー本当にありがとうございます!!弊社「記憶を日常に。」をミッションとしている会社なので、記憶に興味を持ってくださるのはとても嬉しいのですが、なんとまあ、よく声をかけてくださいましたね!
私自身が学生時代から暗記に苦手意識を持っており、記憶というものに課題を感じていたこともあったのだと思います。
産休、育休で仕事から離れていた時期に「最近、物忘れ激しいな、、」と感じていたこともあり、復帰後すぐに企画を出しました。

ーー記憶というテーマで本をつくるとなった際に、研究者や記憶術のプロのような方が思い浮かびそうな気がするのですが、そのような方々には依頼をしなかったのでしょうか?
研究者や記憶術のプロのような方が書く記憶の本は、既に沢山世に存在していると感じています。当然、過去にそのような本を読んだことはあるのですが、実生活で実践したり応用したりするハードルが高いように感じられるものが多い印象を感じていました。
今回、畔柳さんにお声がけしたのは、記憶のプラットフォーム「Monoxer」のご経験を通して読者が日々の生活に活かせるような実践的な内容の本を書いていただけるのではないかと感じたところからでした。
記憶に関するプロダクトを作っているエンジニアが書いた本は、これまでにありませんからね。

人生100年時代だからこそ、老若男女、多くの方に手に取ってもらいたい

ーーどんな方に読んでもらいたくて作ったのでしょうか?
大前提として、「自分が読みたい!」と思える本をつくっています
企画した当初は、記憶について深堀りしていくような、知識欲の高いビジネスパーソンに向けた本をつくろうと思っていました。
ただ作っていく中で、記憶というテーマから、老若男女問わずもっと多くの人に手に取ってもらえる可能性があるんじゃないかという話が社内であがり、方針を変えました。

ーーそうでしたよね。社内でも「面白い気はしていましたが、思っていたより10倍くらい面白かったです。記憶に興味がない人でも楽しく読めますね!」と言ってくださった方がいました。
多くの人に手に取ってもらえる内容にするために、目次の打ち合わせや編集の段階で削除せざるをえなかった内容もありました。すべてを入れていたら、本としては少し小難しくなっていたと思います。今回は幅広く読んでいただけるものにするという目的があったので、その目的は達成できる本になったと思っています。

ーー削除した内容はまた(畔柳に無許可ですが)次回作でお願いします!具体的にどんな方に読んでいただきたいというのはありますか?
そうですね、本当に老若男女、皆さんに読んでいただきたいです。
私は、自分が欲しい本をつくるようにしているので、私のように「記憶力をなんとかしたい」と思っている方にはまず手に取っていただきたいですね。それと、子どもがいらっしゃって我が子の教育について関心があるかたにもおすすめです。私は、自分が記憶することが苦手で苦労したので、子どもにはこの苦労をさせたくないなという想いがあります。
あとは、『スキル』というキーワードが物語っているようにスキルアップを図っていきたい学生さんや社会人の方にも、読んでいただけると勉強や仕事の上で、役立てることが多くあると思います。
今は人生100年時代と言われているように、誰もが学び続ける必要がある時代になっています
学び続けることって難しいと思うのですが、その学び続けるためのベースとなるような内容をこの本から得ることができると思っています。

ーー人生100年時代、私も胸に刻んでおきます。とはいえ、テクノロジーも進化してますし、「これから記憶いらなくなるんじゃないの?」と思ったりはされませんか?
畔柳さんのお話の中で、「世の中の環境変化のスピードが高まるにつれて、人間の判断するスピードも速くせざるをえないからこそ記憶は重要」とありまして、まさにその通りだと感じています。
過去にも、世の中的に「自分で記憶せずに外部記憶に頼ればいいじゃないか」という話が出てきたことはありましたが、たとえ外部記憶にどれだけインプットしておいても、引き出すのに時間がかかると瞬時に使うことができないんですよね。そういう意味では、人間の記憶は今も大事であることに変わりがないと思います。

“話が面白い人”のベースにある記憶力

ーー『記憶はスキル』の中で、私は「はじめに」の優しくもエモいトーンが好きなのですが、土屋さんおすすめの章はありますか?
3章「効率的な記憶のステップ」、4章「記憶する習慣」のファクトに基づいた記憶に関する実用的な話は面白いと思うのですが、一番大事だと思っている部分は、第1章「記憶がトクイだと人生が楽しくなる!」ですね。
記憶の存在は当たり前すぎて普段は意識されないかもしれませんが、私はこの本を通じて、改めて記憶って自分が認識していたよりもとても多くの問題を解決してくれるものだと思いました。

ーーなんと!具体的にはどのようなことでしょうか?
例えば、❝話が面白い人❞や❝教養がある人❞ってしっかりした豊富な記憶がベースにあるんだと思います。もちろん「面白い」というのは個人の主観に依るものなので別の面白さもあるとは思いますが、私が仕事で接する著者の方などはやはり知識量のベースがあって、そのうえで独自の思考を持っていらっしゃる方が多く、そういう方はお話が面白いんですよね。記憶が人間的な魅力にもつながっていると言ったらいいんでしょうか。
それに、子どもであれば、記憶量を増やすことがテストの点数UPに繋がるだけでなくて、それが自信になって自己肯定感を高めることにもなります。そうすると、彼ら彼女らの世界で生きやすくなることにも繋がると思うんですよね。
あとは「理解は記憶の組み合わせである」という畔柳さんのお話を聞いた時は衝撃を受けましたね。理解力を高めることに記憶が関わっていると意識したことは、これまでにありませんでしたから。
この辺は全部、本に書いてあるので詳細は是非読んでいただけたら良いと思います笑。

ーーありがとうございます!!そうですね、百聞は一見に如かず。気になった方は是非本を手に取ってみてください!

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ここまで読んでくださってありがとうございます!
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