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【INTERVIEW / CS】「デジタル×コンサルティング」の経験を武器に、CS組織の成長を加速させる!

2024年1月にモノグサに入社し、CSのポジションで活躍する小川さん。
これまでのキャリアや現在のモノグサでの業務、今後の目標について詳しくお話しいただきました。


CanからWillへ。転換点となったモノグサへの転職

――モノグサ入社までのキャリアについて教えてください。

小川:新卒で、ソフトバンク株式会社に法人向けクラウドサービスのフロントエンジニアとして入社しました。ここではお客様と要件定義や設計や、データセンターに籠もってネットワーク機器を設定など、技術畑と呼ばれる場所でキャリアをスタートさせました。エンジニアの仕事を3年したあとは、自然言語処理の領域で新規事業に携わる機会を得ました。当時ちょうどAIブームが始まったタイミングだったこともあり、貴重なプロジェクトにジョインすることができました。

その後、よりお客様の業務を解像度高く理解した上でご支援がしたいという想いから、総合系コンサルティングファームへ転職しました。その後、総合系や戦略系を含む複数のコンサルティングファームや、AIスタートアップ企業での事業開発などを経て、2024年にモノグサへ入社しました。

――多様な会社でさまざまな役割を経験されていますが、それぞれのお仕事で共通する部分はありましたか?

小川:働く場所が変わっても「デジタル×コンサルティング」というテーマを軸に、AIやDXの領域で、お客様の期待を超える新しい価値提供を目指す活動を続けてきました。直近の総合系コンサルティングファームでは、プロジェクトの先頭に立ちながらお客様の期待値を超え続けることが求められるシニアマネージャーという立場で業務をしていました。

――「デジタル×コンサルティング」という軸は、いつから持つようになったのでしょうか?

小川:私自身「これがやりたい」と強く思う特定のものがなかったので、逆説的になりますが、自分の可能性を閉じないために「どこでも活かせるスキル」を身につけることを意識してきました。実際に働く中で、この掛け合わせはマーケットから求められていると感じたこともあり、「デジタル×コンサルティング」という軸にたどり着きました。

――モノグサの会社を知ったきっかけは、何だったのでしょうか?

小川:教育分野に興味を持ち、いろいろな企業様とお話する中でモノグサに出会いました。

これまでの転職活動は自分の「できること」の幅を広げたいという、いわば“Can”を広げる目的だったのですが、今回は”Will”、自分の「やりたいこと」を見つけることを目的とした点が大きな違いです。その中で、「自分や家族の幸せに繋がる事業へ直接的に関わることが、自分のWillだ」と考えるようになりました。私生活で子どもが生まれたことが、この考え方に大きく影響しています。

改めて振り返っても、モノグサに入社したことは、私自身にとって大きな転換点になっていると感じています。

――これまでに培ったスキルを、やりたいことのために活かすという決断をされたのですね。大きな転換点となったモノグサへの入社ですが、決め手となるポイントは何だったのでしょうか?

小川:教育という観点からモノグサのことを知ったのですが、よくよく話を聞いていくと、モノグサは教育ではなく「記憶」の会社であることがわかってきました。そこがまず斬新だなと思いましたし、ビジネスとしての将来性やマーケットの広さにも魅力を感じました。

また、私はお客様や社内のコミュニケーションの中で「言語化」をとても大事にしているのですが、その点でもモノグサとは価値観が合いそうだと感じたことも、入社を決める上で大きな要因となりました。

現場の成功体験を積み上げ、価値を広げていく

――どのような場面で、モノグサが言語化を重視している会社だと感じたのでしょうか?

小川:CEO竹内さんとのカジュアル面談では、「記憶」という得体の知れない抽象的な概念を、明確に言語化して話されていたことが印象的でした。また、社内で実施されている「営業スキル検定」についても同様です。「営業」もかなり漠然とした概念だと思うのですが、営業として必要な能力を具体的なスキルとして定義し、そのスキルが身についているかを第三者が評価できるようにして、営業活動の基準として運営されています。
私自身もこれまで「AI」という抽象的な領域に携わり、顧客が理解できる形で言語化して説明することを大事にしていたので、そういった考え方に関して非常に共感を持てました。

――現在のモノグサでの業務について、教えてください。

小川:塾領域を担当しており、新規事業はじめ、お客様にとっての新しいチャレンジにMonoxerを通じて携わっています。私自身「世の中に新しい価値を提供する挑戦」にお客様と共に参加させていただいているという実感がありますし、その中でお客様が実現したいことを一つの課題として捉え、プロダクト開発や事業開発に反映させていくことを心掛けています。

――業務の中で、モノグサならではと感じることはありますか?

小川:塾や学校の現場を重視した意思決定プロセスが、特徴的だと感じます。コンサルであれば、トップダウン的にプロジェクトが始まるケースが多いですが、モノグサの場合は、まずMonoxerを通じた現場のより良い学習体験の積み重ねが重要で、そこからMonoxerに対してより大きな価値を感じていただき、活用が広がっていくことが多いです。

そのために、教員・講師の方々が考えていることや実際の授業・校舎内での授業運営の実態、生徒に提供したい学習体験について、深く理解したうえでMonoxerが提供できる価値や、理想的な運用方法をすり合わせていくことが必要です。
ある意味、非常に泥臭い取り組みに見えますが、Monoxerの導入価値をお客様に実感していただくには、お客様が心の中で考えていることを仮説でも良いので言語化し、それを基にお客様に寄り添いながら密にコミュニケーションを図ることが求められていると感じます。

――お客様に寄り添う中で、やりがいを感じる場面はどんなときでしょうか?

小川:「記憶」という新しい概念を受け入れてくださったときに、モノグサの思想の広がりを感じるとともに、やりがいを感じます。

以前は学習回数や学習時間を重視されていたお客様が、今では記憶度や記憶量といったMonoxerならではの指標を基に学習方針を考えたり、生徒とコミュニケーションを取ったりしてくださることが増えてきました。
例えば、生徒がどれくらい知識事項を記憶できたかを褒めたり、コンテスト形式で表彰したりするお客様もいらっしゃいます。

学習回数や学習時間と、模試の得点の間にある学習プロセスに、「何をどれくらい憶えたか」という新しい「記憶」の観点を提供できることに面白さを感じています。

組織のパフォーマンスを上げながら、個人のキャリア開発も支援

――今期新設された「CS-Accelerator(以下、CSアクセラレーター)」という組織ですが、どのような活動をする組織なのか教えてください。

小川:アクセラレーターには「加速させる」という意味があり、主に2つの活動を通して、部門運営を進めていきます。

一つは、KPIやOKRなど、経営として目指すべき姿や数値を言語化すること。そして、言葉にするだけではなく、現場のCSメンバーが日常的にストレス無くKPIやOKRを目指せる状態を作ることです。
このCSアクセラレーターという組織をCS内に置いた意図としては、目標を掲げるだけでなく、現場の日常的な運用も徹底的に考えられるようにするためです。メンバーが各目標を日々の業務の中で自然と目指せる形まで落とし込んでいくことを、ミッションにしています。

二つ目は、メンバーの人材開発やスキル開発です。メンバーの数だけそれぞれが目指したいキャリアがあるので、それを理解した上で、個人の成長に繋がるスキルやキャリアをサポートする仕組みづくりをしていきます。

――これから新しい取り組みを始められるのですね。キャリア開発のお話もありましたが、今後、小川さんがモノグサで挑戦したいことがあれば教えてください。

小川:一つの事業領域をリードする立場を目指したいと思っています。事業領域は塾や学校や社会人といったビジネス上のドメインの観点もありますが、プロダクトの成長の観点も考えており、数値目標の達成とプロダクトの成長の双方にコミットメントできる立場を目指していきたいです。

――最後になりますが、モノグサのCSに向いているのはどのような方だとお考えになりますか?

小川:モノグサのCSは、お客様の最も近い立場で伴走しながら、プロダクト開発にも貢献し、貪欲に目標数値も追い求めていくという特徴があります。お客様の一番近くでやりとりする立場であることは間違いないのですが、それだけではなく、プロダクトや経営数値にもコミットメントしていきます。なので、自らの業務領域を限定せずに様々なことにチャレンジしてみたいという方が、非常にマッチすると思います。

あとは、「記憶」の領域にチャレンジしている成長過程の会社なので、「どんどん仕組みを変えていきたい」「課題解決をしたい」という方が良いですね。個人のチャレンジを組織のチャレンジとして後押ししてくれる風土がありますので、やってみたい、挑戦してみたいという想いがある方に向いていると思います。

モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!