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モノグサ、Japan IT Weekに出展!社会人教育における「記憶」の可能性にせまる

モノグサ株式会社、広報の中村です。
弊社では4/24-26に東京ビックサイトで開催された、法人向けの展示会・Japan IT Weekへのブース出展を実施しました。

弊社が提供しているMonoxerは、塾・学校を中心に活用いただいている中でも、企業における社会人教育での活用も拡がっています。
せっかくの機会ですので、来場者のようなまっさらな気持ちでブースに潜入して、担当者に話を伺ってみることにしました。

モノグサのブース

「記憶」と「アウトプット量」にこだわったe-learningサービス

――宜しくお願いします。Monoxerについて聞いてもよろしかったでしょうか。

塩田:ありがとうございます。私、事業開発担当の塩田と申します。よろしくお願いします。

事業開発担当の塩田さん、社内ではCODの愛称で親しまれている

簡単にサービス内容をご紹介させていただければと思います。Monoxerは記憶定着のための学習アプリですが、まずはe-learningをイメージしていただきながらお聞きいただければと思います。

――社会人が学ぶためのe-learningのイメージでいればよいのですね。特徴を教えてください。

塩田:大きく2点ありまして、「アウトプットさせることにこだわっている」点と「記憶にこだわったサービス」という点です。

――まずは「アウトプットにこだわっている」点から教えていただけますか?

塩田:社会人は、企業で様々な学びの機会があると思います。例えば、自分の仕事において有用な知見が得られるセミナーを受講することもあると思います。
一方で、せっかくセミナーを受講しても、現場でその内容を活かしきれていないことが多くあるのではないでしょうか。

実際、何らかのセミナーを受講して、1ヶ月後に会社でその内容を活用することは、なかなか難しいことだと思います。
セミナーの受講を促すだけでなく、受講した内容を「活かす」ところまでフォローしないと、結局は宝の持ち腐れになってしまいます。
多くの学習サービスはインプットに重点を置いているケースが多いと思うのですが、アウトプットの機会が不足しているのが現状ではないでしょうか。

――確かに、受講したセミナーの内容を1週間もすると忘れてしまうことがあります。

塩田:Monoxerは、「解いて憶える」というコンセプトを掲げています。アウトプットによる学習機会を作ることによって、インプットするだけではなく、記憶として使える状態まで学習をサポートいたします。

――また、「記憶にこだわったサービス」ということでしたよね。どの辺にこだわっているのでしょうか?

塩田:Monoxerでは、学習したデータを記憶度として蓄積しています。各個人によって、何をどれぐらい憶えているのか、あるいはいつ頃忘れていくのか、といったことを推測するための弊社独自のデータです。このデータを基に、だれが、いつ、どれぐらい学習することが記憶するために最適なのか、ということを予測し、個人個人にあった最適な学習体験を提供しています。また、管理者の目線で申しますと、誰がどれぐらい何を憶えているのか/いないのか、ということが一目でわかりますので、個人の弱点に応じたフォローの研修やOJTを実施することが可能になります。

――モノグサの公式サイトを見ると学校や学習塾がメインのプロダクトのように感じですが、企業でも展開されているのでしょうか。

塩田:はい。サービスを開始した2018~2022年ごろまでにかけては、主に学校や塾と言った教育機関を中心に展開してきました。これらの領域ではかなり浸透してきているツールではないかと思います。

一方でここ2年ほどで、「記憶の苦しみは子どもだけではない」というお声も増え、企業でのご利用も増えてまいりました。

保険、金融、建設など様々な専門知識や資格分野の学習が可能

――どんな企業で導入されているのでしょうか。

塩田:3つの例をご紹介します。

まず最初に、東京海上日動火災保険株式会社様の例です。
2023年4月より、保険代理店の営業員が保険や商品知識を学ぶために活用されています。

より効率的・効果的な学習方法によって、営業スタッフ全員が、同じ水準で保険知識の記憶を定着させることで、お客様への対応品質向上の実現を目指しています。

次に、金融関連企業の株式会社日本投資環境研究所様です。ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定をはじめとする金融関連の資格取得に向けて活用をいただいています。同社は元々、お客さまである金融関係者向けにFP技能検定の取得をサポートしていますが、Monoxerを活用することで、これまでとは異なったデジタルでの学習機会や、より効率のよい学習を目指してご導入いただいております。

最後に、建設関連企業の岳南建設株式会社様です。建築関連の専門資格である、施工管理技士での資格取得に向けて活用をいただいています。
必要不可欠な資格であるものの、従業員も業務でご多忙な中で、合否は学習者個人の努力に委ねざるを得ないという状態だったものが、Monoxerで効率の良い学習機会の提供と、合格に向けた学習のフォローということを実現いただいております。

――おお、幅広く使うことが出来るんですね!デモ画面を見れますか?

塩田:はい、こちらをどうぞ。

爽やかな笑顔で紹介してくれる塩田さん

このデモ画面はITパスポートの資格試験の学習コンテンツですね。

Monoxer管理画面ビュー
問題集のサンプル

――学習コンテンツの幅が広そうですね。資格領域ではなんでも使えそうですね。

塩田:そうですね。資格試験から企業独自で必要な専門知識まで、あらゆる知識事項をMonoxerを通じて、最短距離で記憶することができます。

実は、社会人研修のように現状は”記憶事項が明確になっていない領域”でも、Monoxerを活用することができるんですよ。

セールスイネーブルメントのような、”記憶事項が明確になっていない領域”でも活用が広がる

――”記憶事項が明確になっていない領域”とは、どういう分野でしょうか?

塩田:具体例の1つとして「セールスイネーブルメント」領域でも活用の兆しが見えています。Monoxerを活用することでセールストークを記憶する事が出来ます。

当然ですが、セールスパーソンは領域によって程度の差はあれど、一定のトークスクリプトを憶える必要があります。この点は「忘れさせない学習ツール」であるMonoxerとの相性がいいニーズでした。

また営業組織のニーズとして大きかったのは、トークを記憶するだけではなく「憶えているかどうか可視化する」ことです。たとえば「そのセールスパーソンがどれくらいの営業レベルに達したのか」や「どの商材の提案を任せられるか」というスキルマネジメントはどの営業組織でも行われます。Monoxerには「何をどこまで記憶したか」が記録されるので、このニーズにも応えられます。

Monoxerが塾や学校向けに提供してきた機能や強みが、多くの営業組織で行われる「トークを憶える」「セールスパーソンのスキルを管理する」といったご要望に合致したといえますね。

――セールスイネーブルメントの領域にも拡大しているのですね!様々な分野での拡張性がよくわかりました。ありがとうございました!

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