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【INTERVIEW/CS】教育×ITで課題解決を目指す

今回は、モノグサ社のカスタマーサクセスチームでご活躍の伊藤卓さんにお話を伺いました!伊藤さんは主に生徒数50人~1000人未満の塾様を対象に、より良いMonoxer活用のための運用方法のご提案を行われています。ご自身の教育に関する思いとモノグサへの期待について語っていただきました。

(インタビュー・文:nono)

教育×ITを探す中で行きついたモノグサ

---モノグサにいらっしゃる前のお仕事について教えてください。

モノグサは3社目です。
1社目はシステムインテグレータで、主にSalesforceを扱いつつ顧客接点領域(CRM)でのソリューション営業をしておりました。
その経験が転じ、2社目の会計系コンサルティングファームでは、主にセールス・マーケティング領域の業務改革PJに従事しておりました。

---転職をお考えになったきっかけはなんだったのでしょうか?

明確にきっかけがあったというわけではないのですが、もともと、地方出身者として都会との教育環境の格差に課題感があり、教育×ITで仕事をしたい思いがありました。
コンサル業界で約2年過ごしましたが、自分のキャリアを見直すなかで情報収集を始め、モノグサに出会いました。

---教育×ITを志すようになった背景を具体的に教えてください。

都会と地方では、学校の指導内容や環境、展開している塾、本屋に並ぶ参考書、受験に役立つ情報の手に入りやすさなどがかなり異なっていると感じ、地方は選択肢が狭められていると感じました。
また、大学のゼミの活動において、自分の意志によらずどうにもならない要因で唐突に教育機会を奪われてしまう方々も多くいることをリアルに実感しました。
それに対し、ITを活用すれば安価に、物理的・時間的距離をほとんど無にして教育を提供できると考え、教育×IT軸を思考するようになりました。

---モノグサへの入社動機はなんでしたか?

もともとはITを使った他社の映像授業にかなり興味があったのですが、自社コンテンツだけに縛られていることに少し違和感がありました。あえて何かに絞ると、僕としては「他にもいい教材あるのにな」と思いながらオススメしなければならず、ストレスになります。生徒によって合う教材が異なることも考えられます。その点、Monoxerはプラットフォームとしてどんな学習教材でも搭載可能です。
また、CEOの竹内がスタディサプリの元事業開発責任者で、CTOの畔柳はGoogleでも有数のエンジニアだったことを知り、深い業界理解に基づく事業開発×世界最高レベルの開発力を備えた最先端のEdTechサービスだと思い非常に魅力を感じました。

---入社の決め手はなんでしたか?

社員の皆様方の人柄・雰囲気です。特に、竹内が魅力的で海賊王みたいな人だなと思いました。人を巻き込んで引っ張りつつも、押し付けません。その人の周りにいる社員たちだから信頼できました。
「この人達と働きたい」と感じたことが最終的な決め手でした。

---なぜ大企業からスタートアップへの転職を選んだのでしょうか?

小規模だからこその社員の連帯感や、会社が勢いよく成長していく環境において、今だからこそ経験できることに惹かれました。
大企業には不透明なところもあり、やりたいことがあっても希望がなかなか通らないことも...。それが、モノグサだと社員が少ないというのもあり、透明性は高いし、落ちているボールは拾った者勝ちです。小規模だからこその面白さを感じています。

お客様とのやりとりで見えてくる成績向上への近道

---現在、モノグサ社でどのようなお仕事をされていますか?

生徒数50人~1000人未満の塾に対し、いわゆるカスタマーサクセス業務を行っています。
契約後のお客様に対し、実際にMonoxerで生徒が学習開始するまでの支援や、より良いMonoxer活用のための定期的な利用状況レビュー、他社での成功事例を基にした運用方法のご提案を行っています。
また、今までのキャリアバックグラウンドからカスタマーサクセスオペレーション業務も担当しており、主にモノグサカスタマーサクセスチームでのSalesforce活用に取り組んでいます。

---カスタマーサクセス業務で関わる分野や領域について詳しく教えてください。

分野としてはカスタマーサクセスとカスタマーサクセスオペレーションで分かれています。
カスタマーサクセスの領域としては塾の生徒数や学校によって分かれています。生徒数1,000人以上の塾はカスタマーサクセス業務担当8名(※2021年8月現在)全員で分担し、それ以外は大体2,3名ずつで担当しています。

---1名で複数の塾や学校を担当する場合、それぞれの特徴やMonoxerの活用状況を明確に区別するのは大変なように感じます。

たしかに、塾名や学校名だけでそれらを理解するのは難しいですので、お電話や打ち合わせなどを通し、接点を持つようにしています。そうすることで、担当者の方のリアルな人柄がわかってきて、より深い理解につながります。ここにはこの人がいて、この人が運用していて、こういうふうにMonoxerを使っていて、こういうお悩みがあるんだな、と具体的にわかります。今、塾名や学校名を思い出しても担当者の方の名前も一緒に思い浮かんできますよ!

---モノグサのカスタマーサクセスチームにはどのような人がいらっしゃいますか?

穏やかかつスマートで、面倒見が良い人たちが集まっていると思います。
キャリアのバックグラウンドとして、特定の業界が多いわけではないですが、傾向的に、1:多数で顧客を担当するというより、1:少数でお客様との信頼関係を着実に積み上げる経験をしてきた方が多い気がします。
特定のお客様と継続的にコミュニケーションをとっていく仕事です。穏やかで、聴かれたことに丁寧に答える面倒見の良さは、お客様からの信頼獲得にも繋がっていると思います。

---現在のお仕事で面白いと感じるポイントややりがいはなんでしょうか?

お客様もモノグサも生徒の成績向上が目標の一要素であることは一致しているので、「そもそも成績向上するにはどうしたらいいか」を含めて会話ができるのは非常に面白いと感じています。成績向上のためにいつ、何を学習するのか。そのために塾や学校側は何をすべきなのか。それらを具体的に定め、その結果、生徒の学習が習慣化し成績が上がった、などとお声をいただくとやりがいを実感します。

---「成績向上」という言葉がキーワードですね。

僕自身のバックグラウンドから、教育を等しく提供したい思いが強いです。塾の先生や学校の先生も基本はそうだと思います。その目標が共有できる共通言語が「成績向上」かなと。成績向上から発展して、良い教育のためにはどうすれば良いかを考える仕事だと思っています。
映像授業のように先生の業務を奪うわけではないので、生徒の特徴や塾の指導スタイルに、Monoxerをどう組み合わせると良いのかと考えを巡らせながら、先生とも相談しながら、よりよい運用を検討できるのは面白いです。

「記憶定着」という独自のポジションの先にある過去にはなかった変革

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---伊藤さんが思うMonoxerというプロダクトの価値、意義はなんでしょうか?

「記憶定着」という独自のポジションは他にない価値だと思います。
Monoxerは学力のベースとなる記憶定着のためのサービスを提供しており、なおかつ自社コンテンツに縛られておらず教科の制約もないので、あらゆる人に記憶定着を提供できるというのは非常に大きい価値だと考えています。
CTOの畔柳が、「すべての人が記憶定着を難なく出来るようになったときに、『自分はその試験に受かるか』などではなく『そもそもそれを目指したいのか」』を考えることが中心になるという世界観が実現できる」とよく話しています。Monoxerによってそれが実現すれば、人類へのインパクトは非常に大きいものになるなとワクワクします。

---これまでのお仕事でこの点を実感した経験はありますか?

記憶定着は日々の学習の積み重ねに裏付けられますよね。Monoxerを通して生徒が日々の学習習慣を身につけられました、とかテストの点数が上がりました、というのが記憶定着に繋がっているなと感じます。
人類へのインパクトというのは、僕自身はそこまで大きいことにまだ実感がありません。でも、科目や対象者の年齢に制限はないので、Monoxerを通して記憶するハードルが下がり誰もが自由に職業や目標の選択ができる世界がくると思います。自分が大学時代に感じた、自分の意志によらずどうにもならない要因で唐突に教育機会を奪われてしまう問題の解決にもなりうると思うのです。

---モノグサ社という環境だからこそ経験できることはなんですか?

事業成長スピードと独自の角度から教育を変えている実感ですね。基本的に今までの教育サービスは「理解」と「活用」に偏っていると感じていました。英単語や歴史の知識などの記憶定着はあまりケアされていなかった印象です。記憶定着という角度でいろいろなことに切り込んでいけるサービスがMonoxerだと思います。また、記憶にここまで向き合ってポジションを取っている他のEdTechサービスは無いので、実際に飛躍的な成績向上の事例を聞いたりすると、過去にはなかった変革が起き始めているという実感がわきます。

モノグサに入社を考えている方へ

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---モノグサ社の職場の雰囲気を教えてください。

色々メリハリはついていると思います。静かに仕事に集中している時間もあれば、和気藹々と雑談やボードゲームで盛り上がっている時間もあります。今は社員数も少なく、物理的な距離も近いので、どこかのチームの雑談が聞こえてきて他のチームで笑いが起きることもあります。特にCEOの竹内の雑談はほとんど皆が聞いていると思います(笑)。

---モノグサのカスタマーサクセスにはどんな人が向いていますか?

Monoxerは生徒一人ひとりが使うプロダクトなので、生徒がどこに困っているのか、どうすれば嬉しいか、どうすれば成績が上がるのか、まで潜り込んで考えられる人が向いていると思います。

---モノグサへの入社を考えている人へ一言お願いします!

私のように教育×IT軸のキャリアを考えている人は、まずは話を聞きに来たほうが良いです。笑
また、ベンチャー軸が中心のキャリアであっても、「記憶」は国内外でまだまだ事業の拡大余地があり、なおかつ信頼出来る仲間と大波に乗るというのはなかなか他では経験出来ないと思います。
いずれにしても、「今」という瞬間はどんどん過ぎていくので、早めに行動して損は無いと思います!