とある SWE Intern のオフィス出社ルーティン
SWE Internの北村祐稀です。2023年2月にインターンを開始し、当初は日本語誤答生成の改善に取り組んでいました。以降もインターンを継続させていただき、最近はWeb上の管理画面の各種機能改善に取り組んでいます。
さて、インターン生の本分は学業ということで、普段は大阪にある大学で学生生活を送っています。そのため、モノグサでの勤務はフルリモートに近い形です(理解ある環境に感謝です)。とはいえずっと家に籠っていてもつまらないので、折に触れてオフィス出社の機会を頂くようにしています。この記事では、そんなインターン生がたまに出社するとどんな一日になるのか、その様子をご紹介します。モノグサの社風や環境が伝わればいいなと思います!
出社の形式
先に、どんなタイミングでどんな形式で出社しているのかについて説明します。まず、出社のタイミングですが、およそ次の2パターンかなと思います:
出社してやりたいお仕事があるとき
別件で東京に行くとき
パターン1ですが、例えばインターン生の成果発表会があるタイミングがこれに該当します。成果発表会があるとインターン生が一堂に会するので、もちろん発表したり聴講したりもしますが、それ以外でも最近の取り組みなどについて雑談できるので非常に有意義な時間を過ごすことができます。また、対面で実施した方が良さそうなミーティング等の機会で出社を選択することもあります。
パターン2ですが、モノグサとはまったく関係のない用事で東京を訪れるタイミングで、ついでに出社することも多いです。というのも、新幹線移動は地味に疲れます。なるべく肉体的負担を軽減するために、大阪と東京を行き来する機会をくっつけて楽したいという意図があります。
結果的に、年間で4回ほど出社しています。
次に出社の方式ですが、1回につきおよそ3〜5日くらいまとめて出社することが多いです。これも前述の話と被りますが、何度も小分けにして出社するのは移動の負担が大きいからです。また、数日間連続で滞在しているといろいろな方とお話しできるという利点もあります。まずは出社推奨日「ではない」日に出社して、オフィスによくいらっしゃる方々とボードゲーム(後述)を交えながら密にお話ししつつ、出社推奨日にはおやつ会(後述)などの機会で多くの方々と広くお話しするようにすると、漏れなく効率良くたくさんお話しできるということに最近気づきました。出社推奨日に1日だけ出社すると1日のキャパをオーバーしてしまって「あの人と話し損ねた!」ということが起こってしまうのです。
前泊
さて、出社ルーティンは前泊から始まります。限りある出社の機会を有効活用するためにもきちんと朝から出社したいので前泊します。そうすると、東京に別の用事があったのかにもよりますが、前泊日に少し空き時間が生まれることがあります。
この前泊によって生まれた時間の余裕ですが、誰かと会うために使っていることが多いです。就職を機に上京した地元の友達。かつて競技プログラミングで競い合ったライバル。そんな人たちと再会し、ディナーに行きます。
また、東京観光をすることもあります。東京には年間6回ぐらい来ているので正直飽き気味ではありますが、都度何か新しいものを探す「未体験への挑戦」を心がけています。探してみると案外見つかって面白いです。
出社
起床。ホテルで朝食を食べたらいよいよ出社です。
モノグサのオフィスは飯田橋駅の目の前で、JR(中央・総武線 各駅停車)、東京メトロ(東西線、有楽町線、南北線)、都営地下鉄(大江戸線)が通っています。アクセス抜群ですね。
以前は中央・総武線沿いのホテルを取っていたのですが、ここ1年ほどで価格が文字通り倍増し泊まれなくなってしまいました・・・。最近は南北線沿いに良いホテルを見つけたのでよく泊まっています。ただ、どちらも乗車時間は10分ぐらいのはずなのに、南北線通勤に変えてから疲れやすくなりました。停車駅数が違うんですよね。地下鉄の方が駅間が短く急発進と急停車を繰り返すので、加速度が大きくて辛いということに気づきました。中央・総武線が恋しい・・・。
ちなみに9時台に出社することが多いのですが、Product Development Team(以下、ProDev)の中ではトップ5くらいに入る出社の早さだと思います。まあオフィスの近くのホテルを取らせてもらっていますので、一定当然です。午後は作業時間が取れないことが多い(後述)ので、午前中の静かなうちに抱えているタスクをなるべく済ませておきます。
ランチ —— 出社せずにはいられない最大の理由
出社して3〜4時間ほどお仕事をしたら、お待ちかねのランチタイムです。実はインターン北村、この上なくランチを愛しています!!! その理由は次の2点です:
飯田橋がランチ激戦区すぎる
仕事以外の会話ができて相互理解に繋がる
まず1点目ですが、飯田橋はオフィス街ですので、ランチ需要も多く、ランチ激戦区となっています。本当にハズレがなく、どのお店に入っても超美味しいです。しかもお店の数自体も多く、飽きません。事前に食べログで入念な調査を行い、狙いを定めた新店舗を開拓する。この宝探しみたいな感覚がたまらないのです。
その冒険の成果は、社内のNotionにランチ情報として定期的にまとめています。Notionで「ランチ」と検索するとちゃんとヒットするようです。後に入社された方から、見たことがある、あれは北村が書いたものだったのか、とありがたいお声を頂くこともありました。
そして2点目ですが、ランチに行くと必然的に会話のタイミングが生まれます。店舗までの移動中や、注文後の待ち時間です。そして、オフィスの外で、休憩時間ですので、何を話してもいいわけです(オフィスの中でも、勤務時間内でも、雑談は結構している気がしますが・・・)。インターン生同士であれば大学生活のことが話題になることもありますし、社員の方だとAmazing Peopleな方々が働かれているので面白いお話がたくさんできます。生活テクニック、前職での業務、子育ての様子、趣味の活動など、本当に様々です。ランチの場だからこそ理解が深まった一面みたいなものもありそうです。
ちなみにランチ後のデザートであるヨーグルトも欠かせません。オフィス内のドリンクスペースに冷蔵庫があるのですが、そこにいつもヨーグルトが入っており、自由に食べることができます。オフィスに戻ってきて、Slackを眺めながらヨーグルトを食べて一息つくまでが個人的ランチルーティンです。
おやつ会
金曜15:30からはおやつ会です。セミナースペースという広い会議室に週替わりのおやつが現れるので、各々お仕事のキリが良くなったタイミングで食べに来ます。おやつはほとんどの方が食べに来られているはずなので、いろいろな方とお話しをさせていただく機会になっています。
なお、四半期ごとの振り返りのタイミングでProDevがリリースお祝いを行う際や、何らかおめでたいことがあったときにはケーキが出現します。過去、出社が「initial commit から10周年」のタイミングに重なって、ケーキにありつけたことがあります。initial commit の内容が何だったのかみんなで推理したのが懐かしいです(正解は忘れました)。
ボードゲーム
さて、夕方以降になると顔馴染みのメンバーがセミナールームに集まってきます。その目的は、ボードゲームです。
ただ、ボードゲームをやるには人数が揃うことが必要です。一度始めてしまうと終わるまでに時間がかかるので、誰かを待つということもしばしばあり、そうすると雑談が始まります。日ごろ、自分が担当している領域と直接的な関係のない新機能はあまり触れるタイミングがないのですが、たまたまそれを担当された方がいらっしゃって話題になり、せっかくだから試しに触ってみようということで、みんなで画面を覗き込みながら感想を言い合うことがありました。細かく工夫された点などがいろいろと見つかって面白かったです。
さて、モノグサではボードゲームの戦績を管理するシステムが運用されています。ボードゲームで対戦した後に戦績を登録することで対戦数や勝利数が自動で集計され、一定の対戦数ごとに上位者による決勝戦が実施されます。順位の決定には独自のレーティングシステムが使用されており、ある程度対戦数が必要でなおかつ勝率も高いことが重要です。実は北村、限られた出社の機会にボードゲームをやりまくった結果、2023年5月までの集計による「第6期ボードゲーム王決定戦」に進出しています! がしかし、フルリモート勤務を理由に次点の方に枠をお譲りしてしまいました・・・。
というわけで最近は決勝戦に再び進出することを目指しています。さすがに進出も2度目となれば、こちらが出社できるタイミングに決勝戦を実施してもらえるように日程調整をお願いしても良いだろうということですね。
そして、夜
さて、ボードゲームの後、夜ごはんに行ったり行かなかったりして、ホテルに戻ります。ホテル近辺の東京の夜景に思いを馳せて一日を締めくくれると素敵です。
おわりに
以上、とあるSWE Internのオフィス出社ルーティンでした。会社の雰囲気がわかる情報もあれば、どうでもいい情報も多分に含まれていたと思いますが、何かの参考になれば嬉しいです。
なお、モノグサでは現在、2025 春季 SWE インターンの募集がかけられています。飯田橋でランチのお店を開拓したい方大募集です!
モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!