大切なことは、出来ないことと楽しく向き合うこと
はじめに
初めまして。モノグサ株式会社の神本です。
日頃は事業開発として多くの学校様の支援を行っております。
入社して1年、世間一般的に言う「CS(カスタマーサクセス)」職として従事しておりますが、
新卒から一貫して「CS」職だった訳ではなく、「CS」職については未経験、異業種への転職でした。
そんな私がなぜこのキャリアを選択したのか、お話したいと思います。
私のキャリアとしては以下の通りです。
・1社目:大手旅行会社(規模1万人) カウンター営業
・2社目:某スタートアップ(規模30人→120人)新規獲得営業/カスタマーサポート/CS/品質管理等
1社目、2社目と規模や事業内容も異なる会社を経験し、
自分の得意不得意強み弱みを最終的には見つけていくことになるのですが、
そもそもなぜ世間一般的によく知られている会社を辞めて次のキャリアへ進もうと考えたのか、
整理してみました。
このままでいいんだっけ?という謎の焦燥感に駆られる
当時はカウンター営業だったため、会社からのミッションや目標を達成するために、
1回あたりの接客時間を何分にする必要があるのか、通常の旅行手配からハネムーンやウェディング等を利用する際に自分をリピートしてくださる顧客をいくつ作らないといけないのか等計画を立てて進めることで営業成績が付き、とても楽しくやりがいがあると思った反面、私に力はついているのだろうかと悩むことが増えました。
「今が一番若い!やるなら今!」という気持ちが日頃から強いのですが、この時も同様に旅行以外の商材で力をつけてみたい、と思うようになり転職を決めました。
0→1を作ることの難しさ
2社目では入社当初30人規模だった為、業務を多岐にわたって経験しました。
1社目では顧客が来た後に成約に繋げるための提案を行っていましたが、2社目ではいわゆるテレアポを初めて経験。
ガチャ切りされてしまうことや、短い電話の中で興味をもっていただき商談に繋げることの難しさに直面したことを覚えています。
またこれまで会社で用意されていたものの中で成果を出す、ということを得意としていたことにこのタイミングで気が付けたことも大きかったと感じています。
その他には、マニュアルやトークスクリプトの作成、外注先のコールセンターの方に向けた対応フローの作成なども担当したのですが、初めて0→1を作る難しさを経験できたこともよかったと思っています。
現在
2社経験し、全くの未経験だと思っていたところが意外と経験として生きるポイントもあったなと感じることも多くありました。
旅行会社のカウンター営業で得た、ヒアリング力と相手が本当に求めているニーズを引き出し、成約に繋げる力や、新規獲得営業も少し近しいのですが相手が気づいていない課題やニーズを引き出す力などは支援先の学校の中でまた対峙できていない先生へMonoxerの紹介をしたり、共感獲得をする為に必要なので、
今の「CS」職として通ずるものは同じだと今になって感じています。
その上でモノグサは「記憶」という未知の領域を取り扱っているため、
これまで扱ってきた商材の中でも特に難しく、全人類に届けられることの面白さを感じている真っ最中です!
(電話の応対が丁寧ですね、と横の席の平山さんに言われた時、1社目の経験も無駄ではなかったなと思いとても嬉しかったことを覚えています)
ざっと過去の私は、「このままでは足りない気がする」と思い転職を決め未経験に挑戦したわけですが、どの職種でも経験したことが繋がっており、今こうして経験豊富でスキルが高くユーモアに溢れた方たちに囲まれて働くことが出来ているのかなと思います。
最後に
そもそも私は本当に運が良くて、これまで出会った人たちに恵まれていたと感じています。
今でも、色んな場面で『この人が応援してくれたな』と思い出す瞬間が多く、様々な方の顔が浮かびます。
だからこそ、今まで出会って応援してくれた人たちのために、もっと頑張りたいと思っています。
そしてこれからも何かに挑戦する人を応援できる自分でありたいと思いますし、レベルアップしていきたい所存です。