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【モノグサPdMシリーズ Vol.12】Product Manager (Study領域) という謎のポジション
みなさん、こんにちは。モノグサでプロダクトマネージャーをしている藤原と申します。本記事はモノグサPdMシリーズの12本目の記事になります。以前の記事については是非下記からご覧ください。
早速ではありますが現在モノグサではプロダクトマネージャー職の採用を進めておりまして、「SaaS領域」と「PMM/新規プロダクト企画」、「Study領域」担当の3種のジョブがあります。「SaaS領域」「PMM/新規プロダクト企画」担当のPdMはともかく、「Study領域」担当のPdMって今一つピンときませんよね。実際、カジュアル面談や一次選考の場でも業務についての質問をいただくことが多いです。
そういう背景もありまして、本稿では「モノグサのStudy領域PdMって何をするの?」ということをざっくりご紹介させていただこうと思います。
前提: そもそもMonoxerってどんなプロダクト?
こちらは過去のPdMシリーズの記事にもちょくちょく出てきている内容ですので、もう知ってるよという方は読み飛ばしていただければ幸いです。
(内容も過去の記事と同じものを再掲しています)
モノグサ株式会社は、記憶のプラットフォームであるSaaSサービス「Monoxer」を開発・提供しています。対顧客向けには、分かりやすく「解いて憶える記憶アプリ Monoxer」とお伝えしている事も多いプロダクトです。
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例えば1ヶ月後に英語のテストがあり、そのために英単語を300単語憶えなければならない状況があったとします。手元に英単語帳があるとして、皆さんはどのように学習を進めますか?
1日にどのくらい勉強しますか?1日に何単語憶えますか?
憶え方はどうしますか?ひたすら書く、ひたすら耳で聞く、発声してみる、それとも黙々と読む?
何を持って憶えたとしますか?日本語訳を隠した状態で1度日本語訳を言えたらOK?それとも昨日憶えた単語を翌日テストして憶えていたらOK?
「英単語の暗記くらいやればできるでしょ」と思われるかもしれませんが、「効率の良い記憶の仕方ができていますか?」と問われたとき、自信をもってYesと答えられる人はそれほど多くないのではないかと思います(当然、効率の悪いやり方をしている人、なかなか単語を憶えられない人もいるでしょう)。
Monoxerは端的に言うとこのような悩みに対して
「効率の良い記憶の方法」に基づいた記憶体験をツールとして提供
愚直に目の前の1問1答に回答し続けるだけで簡単に記憶できる
というソリューション(及び、その上で学習するコンテンツ)を提供しているプロダクトになります。
他にも様々な工夫や仕組みがあるのですがここでは到底書ききれないので、Monoxerについてもっと知りたい!という方はぜひ以下のリンクを御覧ください。
Study領域PdMの目指すべきもの
プロダクトとしてのMonoxerは「誰でも・時間を対価にすれば・記憶したいものを確実に記憶を獲得できる」プラットフォームを目指しています。Study領域PdMはこの目標に真正面から向き合い、一歩一歩実現に近づけていくことがミッションになります。
私個人としては、Monoxerで記憶を獲得できる対象の範囲を広げていく活動と、すでに記憶体験を提供している領域において「誰でも、確実に、効率よく記憶できる」記憶体験の質を追求していく活動の2つを軸として捉えています。この2軸のなす体積をどんどん大きくしていき、モノグサのNorth Star Metricsである「記憶量」の増大に貢献していくイメージです。
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モノグサPdMシリーズの記事ですでに紹介させていただいている「数学プロジェクト」や「英語4技能プロジェクト」はまさに記憶対象の範囲を広げるためのプロジェクトの例になります。
前章で例にあげた英単語の記憶ならみなさんイメージが湧きやすいと思いますが
数学は?そもそも何を記憶するの?
英語の喋る力、聞く力はどう記憶するの?
などはそう簡単にイメージできないのではないかとと思います。
このような「何を記憶すべきなのか」「どうやって記憶すればよいのか」が難しい領域を開拓していき、モノグサの可能性を広げていくことはStudy領域PdMに求められるミッションになります。
(また、この2例はいわゆる「小中高の勉強」に関わるものですが、モノグサの事業領域は幼児向けや企業向けなどこの範囲に留まるものではないので、今後多方面の領域開拓が求められていきます)
また、領域を広げるだけでなく既存の領域・拡張した領域における学習体験をより深掘りしていくことも重要です。これらの活動は大きなものはプロジェクトとして動くものもありますが、基本的には各チームにおける日々の開発による改善活動に支えられています。ヒントの出し方、キーボードのレイアウト、モチベーションを喚起する仕組みなどなど、検証と改善を繰り返してより良いプロダクトにしていく活動もStudy領域PdMの管掌範囲になります。
モノグサのStudy領域
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Monoxerのプロダクト開発はざっくり上のような組織体制で行われており、Study領域は大きく3つに分かれたチームのうちの1つということになります。Study領域はさらに「Study Platform」「Study Application」「Contents Platform」の3チームに分かれており、それぞれの開発領域を持っています。
(といっても、ピッシリ線が引かれているわけではなく、境界については結構ファジーなものであるとご認識いただけるとちょうど良いかと思います)
Study Platform
Monoxerはユーザーの記憶過程に合わせて出題形式や難易度を調節しながら一問一答の問題を出題し続けますが、様々な出題形式に共通する仕組みなどを主に開発領域として持っているチームです。学習のスケジューリング関連やMonoxerの根幹となる記憶表現の仕組み、少し変わったところではMotivation維持の仕組みなども開発しています。
Study Application
ユーザーに対して具体的にどのような問題を出題するのか、まさにこの部分を開発しているチームです。既存体験のブラッシュアップはもちろん、今のMonoxerではうまく記憶できないものを新たに記憶できるようにするためのプロジェクトを担うことも多いチームになります。
Contents Platform
いくら良いシステムができたとしても、その上で記憶するコンテンツがなければ価値を提供することはできません。このチームはMonoxerの上で記憶すべき記憶事項をコンテンツとして作り上げるための機能に主眼を置いているチームです。Monoxer上で記憶をするためには、記憶したいものをモノグサナイズしたコンテンツを用意する必要があり、そのための機能を広義に扱っています。
Study領域PdMは主にこれらのチームと協業しながらミッションの実現をリードしていくことになります。もちろん、Designer、QA、Biz他様々なメンバーとも協力しながらプロジェクトを推進していくことになりますが、それはPdM全般に当てはまることでしょう。
ここまで紹介したところで、「Contents Applicationチームはないのか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。コンテンツそのものを作るチームも社内にはContents Managementチームとして存在しており、Engineer組織とは別のところに配置されています。
最後に
短い記事にはなりましたが、今回の記事はここまでとなります。いかがだったでしょうか。私目線ではありますが、「Pruduct Manager (Study領域) 」についてざっくり紹介させていただきました。
そんな「Pruduct Manager (Study領域)」ポジションですが、ただいま大大大募集中です。手前味噌ではありますが、なかなかレアかつチャレンジングなポジションでありますので、興味をお持ちいただけた方はお気軽にカジュアル面談にご応募いただけると嬉しい限りです。
(もちろん、他職種でのエントリーも大歓迎です!)
最後に弊社採用資料も貼っておきますので、よろしければこちらもどうぞ!